節分=恵方巻で。
ここ3・4年くらいで、すっかり定着しました。もはや横浜でも節分=恵方巻というのは、微塵も疑う余地はありません。昨年に続いて・・・[崎陽軒]の恵方巻を買って来ました。もちろん[崎陽軒]と言えば、おしぼり付きです♪『 こー 』が最初に“恵方巻”を知ったのは小学生の頃の話、大阪から転校して来た人の所に遊びに行った時に教えてもらったんです。それ以来、馴染みがあったんですけど、基本的に数年前まで、横浜では節分=恵方巻と言うのはありえない事でした。大阪に3年住んで、横浜に戻ってきて最初の節分(03年)、こっちではどこを探しても“恵方巻”の文字はありませんでした。コンビニ大手チェーン4店、寿司の大手チェーン3店、スーパー大手チェーン3店と、2時間以上かけて探して見つからず・・・。その時は「縁起物にも縁がない・・・」と泣きそうやったけど、最後に大阪が発祥のスーパー[ダイエー]なら・・・と思い、夕方に買いに行ったんです。そこで見た光景は・・・惨々たるものでした。「恵方巻」と書かれた商品は山の様に積み上げられたまま多く売れ残っていて、最後は一度バックヤードに下げられ、切れている太巻きとして並べなおされてました。04年の節分はどうだったか・・・全国ネットのTVなどで、関西で続く「物珍しい風習」として、ちょっとだけ紹介されていたり、コンビニ大手では小さいポスターやチラシをチラホラ見かける様になり、寿司の大手チェーン店でも取り上げられる様になりましたが、“恵方巻”の文字は、まだまだ馴染まず、切れてない太巻きとして売り場の端に申し訳程度に並べられている状態。05年の節分はどうだったか・・・“恵方巻”の文字をアチコチで見られる様になったのはこの年くらいから。TVではローカルニュースでも、有名人の豆まきと一緒に恵方巻を食べる事が取り上げられるくらい。1月中旬から寿司の大手チェーン店やコンビニ大手チェーン店では大々的にポスターやチラシで宣伝され、当日はレジの横や入口の外で専用の売場が作られるくらいに。スーパーでは幟を立てて店員さんが大々的に呼び込みをしていて、売場に商品を並べられると、その横から無くなっていく状態で、商品を待つ列が出来ていました。種類も増え、変りダネも多く見かける様になっていました。06年頃からは・・・TVではローカルニュースでも、節分に恵方巻を食べるのは「ごく当たり前」の様な紹介のされ方をしていましたね。スーパーのチラシでは軒並み恵方巻の文字と、その由来などが紹介されていました。以後は「巻き物」なら寿司以外にも便乗する動きが見られる様になり、パン屋さんなら「恵方ドック」「恵方サンド」洋菓子屋さんなら「恵方ロール」「恵方エクレア」とかも、今ではちょっと探せば見つかるくらいになりました。まあ、この日だけの縁起もんです。おいしいもん食べて、幸せな気分になったら、それでOK♪~ ランキングに参加してみました ~