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テーマ:イ・イ・女になりたい☆(172)
カテゴリ:友達について
先週の金曜、名古屋から友達が来てくれた。
コチラ方面で、今月たまたま彼氏が仕事をしているらしく、 そのついでに立ち寄ったという感じなのだけれど、 やっぱりわざわざ時間を割いて あたしに会いに来てくれたことが、とても嬉しかった。 思えば、彼女は富山にも遊びに来てくれたし。 (それも、男がらみだけど(笑) 特にどこへ行くこともなく、 家で5時間あまり二人で機関銃のように話した。 話題のテーマは主に「美容」と「恋」(笑) 今、完全ダイエットモードに入っているあたしは、 彼女のペタンコなおなかを見て、 「ソレ、どうやったらそうなるわけ?」 と食い入るように聞いてしまった(~_~;) 彼女とあたしは、高校一年から仲良し。 お互いにキレイになろうと頑張るタイプだったので 美容についての話題はいつも尽きない。 この約10年、 あたしはともかく、彼女の変貌は普通じゃない。 当時から、10kg以上痩せていることも理由の一つだけれど 本当に、女磨きに余念がない。 ひと月分に3万円もするサプリメントを飲んだり、 ハタチくらいから、ギョッとするほどの紫外線対策をしていた。 そのおかげか彼女の肌は白く、弾力があり、透き通るようだ。 小柄だけどボーン!キュ!ボーン! 顔立ちは特別な美人じゃないけれど、 女のあたしから見てもグッと来るほど色っぽく、魅力的な女性。 ベティちゃんみたいな感じかな。 そんな彼女、口癖は 「もう○○歳だし。」 毎年、もう27歳だしだの、28歳だしだの言っている。 バツイチだけど、普通に結婚を焦る気持ちがあるらしい。 あたしとしては、一度失敗してるんだし、 下手に焦らず、今度はもっと慎重でいいんじゃないかなって思う。 それに、彼女はめちゃくちゃモテる。 そう言ったけれど、 30歳を目前に控え、焦りは募る一方だという。 表面的なことだけを見れば、歳を重ねていく以上 衰えていくの確かだ。 どんなに努力をしたって、 下降する老化のカーブを緩やかには出来ても 上昇へは導けないだろう。 だけど、あたしは彼女が自らを全盛期と語る20歳の時よりも 28歳の今のほうがずっとずっと魅力的だと思う。 彼女の話題は、いつもオトコが中心で 「恋」だけを学んできたように見られがち。 仕事の話も、将来の話もあまりしない。 けれど、仕事を通じて成長してきた部分はかなり多いと思う。 昔から、販売職が得意で売り上げ成績は常に良好。 表彰されたこともあるらしい。 今は、デパートで洋服を売っているけど、 計画数字を下回ることはないという。 一時、家庭の都合上水商売をした時も、 ナンバー1,2の位置をキープ。 人一倍プライドが高く、負けず嫌いゆえらしいが、 結果を常に出すって、誰にでもできることじゃない。 今の職場で働くようになって、 ますますキレイになったのは、 そんな彼女の見えないところの努力の賜物なんだろう。 当たり前のことだけど、人は社会で磨かれる。 苦悩、重圧、責任、ストレス・・・ 好きな仕事をしていてもついて回ることだけれど、 壁にぶつかって、悩んで、それを乗り越えながら 人はどんどん磨かれていくのだろう。 あたし自身、高校卒業から結婚する24歳まで たった6年間だけど、常に好きなことを仕事にしてきた。 バスガイド、添乗員、旅行業者。 職は転々としたけれど、 「旅」をテーマにしたサービス業と言う点では 一本筋を通して、頑張ってきたつもりだ。 出産後、家庭に入ってまもなく3年。 いずれ子供の手が離れたら、 あたしは迷わず社会復帰を目指すだろう。 今は、子育てと言う人生でとても大切な時期で そこからしか学べない事だってたくさんある。 だから、なにも外に目を向けて焦る必要はまるでない。 そんなことはわかっている。 一時流行った言葉で言うなら、 きっとあたしは「勝ち犬」だろう。 彼女は、結婚に焦りを感じ、 天職とも呼べる仕事を日々こなし、 かなわぬ恋にため息をつきながらも ちゃっかり彼氏はいる、と言う(笑) まさに自由奔放に生きる 「負け犬」予備軍 そんな彼女が輝いて見えて、 少しだけ眩しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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