なつみのＴａｐｄａｎｃｅ～目指せ美人道～

自分は、どう見られてるのか。

みんな、気になることやと思う。



あたしは、自分には何もできない


人に誇れるものが何もない


って思ってました。


「手に職」とか、「自慢できる特技」とか

「私って、こういう人です。」を説明する時に、
「肩書き」とか「スキル」とかがなくて、

なにをやっても中途半端な気がしてた。


でも、違うんだって思った。


そう思わせてくれたのは、
あたしの周りにいる大切な人たち。


悩んでる時、苦しい時、辛い時
あたしに相談をしてくれる。

貴重な時間とたくさんの選択肢の中から
あたしという人間を求めてくれる。

あたしは、頭悪いし、社会経験も乏しいし、
素晴らしいアドバイスをすることもできない

ただ、聞いてあげることすら、
おしゃべりなあたしは怪しいかもしれないというのに。


そんな風に、自分に×をつけるのはよくないと
理屈ではわかっていても、
ついつい、そんな風に思うことがしばしばあった。


でも、違うんだなあって。

自分の価値って、自分が決めることじゃないんだなって。

「努力家」「頑張り屋さん」とあたしのことを言う人がいます。

その時、あたしは

「いやいや、怠け者やし、全然だ。」

と思いました。

「気を使う」

と言われても、ちょっとビックリ。

自分では、「気使いができない」と思っているから。

「優しい」と言われても
「腹黒くて悪魔のような性格だ。」と思うし。


などなど、
人がせっかく褒めてくれてるのに
あたしの中のあたしがわざわざ否定します。

でも、それっておかしいことなんやね。


人それぞれ、評価は様々で、
それを「多重人格かも」とか「八方美人」とか
わざわざ「自分の思う本当の自分」とのギャップに苦しむ経験を持つ人は
少なくないと思う。

だけど、
人によって態度が変わるなんて当たり前のこと。

好きな人には、自然と優しくなっちゃうし
嫌いな人だと、顔が引きつる。
心を閉ざして、責任感だけで接したり、
気分によって、キャラが変わることもある。



「人が思う自分」と「自分の思う自分」は違う。

そもそも「本当の自分＝自分の思う自分」って
違うのではないか。


「あなたが自分を否定するってことは、
あたしがあなたを好きな気持ちを否定してることになるねんで。」


そう言ってくれた人がいます。

その時は、あたしは
しっかりと、そのありがたい言葉を受け止めることができなかったけど
今ならわかる。


自分に×をつけるなんて
あたしを好きだと言ってくれる大切な人に
×をつけるってことと一緒なんだなって。


あたしがその人の事が大好きだから
その人もあたしのこと大好きでいてくれるんだって。

その人にとって○ならば、
それでいいじゃないかって。


単純なこと。


自分が何かできるとか
いいこと言おうとか、言ったとか

それ自体が思い上がり。


美味しいものを一緒に食べて、
おしゃべりをして、
ゲームして(笑)

何気なく、あたしがあたしでいるだけで
できることがあるんだと。



求める自分像はあるけど
欠けてる自分を埋めるためじゃない。


自分を好きになると
幸せな気持ちになります。




ナチュラルに生きよう。