48歳の着物生活:義母の浴衣なんですが・・・。
今日は天神祭り。天神祭りと言えば、関西では明日の大阪の天神さんの船渡御が有名ですが、うちの近所の天神さんも7/24・25がお祭りです。昔は屋台の数がすごかったのですが、年々寂びれて、今ではもう十数店になってしまいました。それでも、このあたりの氏神様なので、家の軒に提灯を点け、人形(ひとがた)を納めてうちわと茅の輪(ちのわ)を戴きにお参りするのが習慣です。お参りはもちろん浴衣。今年は義母の13回忌だったので、義母の浴衣で・・・と出してみました。 横縞の総絞り。残念なことに、お袖の部分が変色しています。(右側)多分、たとう紙の変色が移ったのでしょう、見事にたとう紙とくっついていた部分だけ変色しています。横縞の絞りなんて珍しいのに、なんてもったいない。私が着物を着るようになって、義姉に譲ってもらった時に変色を教えられ、呉服屋さんにも相談したのですが、洗い張りに出しても、元通りになるかどうか分からないと言われてあきらめたものです。洋服へのリフォームも考えたのですが、やっぱりもったいない。夜に紛れて、着て行こうと思います。「これもデザインや!!」と開き直って。ほんまに、オバサンになると恐いものなしになってしまいますねぇ。