49歳の着物生活:広衿をバチ衿に。
昨日、久々に着物を着ようと、大うそつき とポリ紗の着物を出してみました。紗は絽よりも透け感が少ないと思っていたのですが、着て見ると、季節を先取りしすぎ。大うそつきに付ける替え袖もないし、着るのをあきらめて、紗と絽の着物(どちらもポリ)のお衿を広衿からバチ衿に直しました。絹の着物の時には思わなかったんですが、広衿のポリの着物は、着ているうちに、どうも衿が浮いてくるのです。多分、私の紐省略の着付け方に問題があるのでしょう。冬場ならクリップ付き腰紐(コーリンベルトの代わり)+伊達締め+前板でも暑くありませんが、暑がりの私は、4月から伊達締めを省略しています。なので、思い切って、全てのポリエステル単衣の着物(絽・紗含む)5枚を広衿からバチ衿に直したんです。最初は、衿をほどかずにそのままかがったのですが、どうも着心地が悪い。結局、裏衿をほどいて衿中央よりも衿先の方の幅が広くなるように調節してかがりました。ポリ絽着物衿先の幅を広くしたので、裏衿の白が出てしまっています。でも、これは内側なので表には見えません。着物は、広衿のほうがいわゆる「格が高い」のでしょうが、私がポリの着物に求めるのはあくまでも普段着物。バチ衿のほうが着易いのだから、これもアリだと思うのです。