50歳の着物生活:9月15日の着姿
9月15日は実家の母の祥月命日です。実家は真言宗なので、お骨はお墓と高野山の菩提寺(宝亀院(ほうきいん)と言います)にあります。9月15日が敬老の日でなくなってしまいましたが、たまたま今年の9月の第3月曜日が15日だったので、ドライブを兼ねてその宝亀院でお経をあげてもらうことにしました。市内はまだまだ暑いのですが、高野山はいつも5度くらい低いので、単衣の着物と帯で行きました。 午後から雨の予報だったので着物はもちろんポリエステル。帯は、悩んだ挙句、義母の単衣帯。この帯、刺繍が可愛くて、ずっと巻きたかったんです。帯揚げと帯締めは共色。半衿は白のちりめん。いつもより控え目に出してます。着る時はやはり暑かったですが、さすがに高野山は涼しくて快適でした。(帰りに大門の前の気温表示を見たら、18.8度でした。)お経をあげてもらってる最中に雨の音。お寺を出る頃には土砂降りになりました。でも、高野山のお土産の定番の高野槙(こうやまき)をどうしても買いたかったので、車外へ。家へ帰ると、白足袋の草履の鼻緒に触れていた部分が変色してました。お太鼓も、濡れた上に2時間も私の背中に押しつぶされて、変な皺が付いてました。やはり、雨の予報が出ているときには、雨コートと雨草履は用意しとかなくっちゃ!と思い知ったのでした。