着物で京都へ♪
友ヶ島ハイキングの翌日、疲れた体を引きずって京都へ長女に会いに行って来ました。お昼前に京都に着き、長女夫婦(?・・・近日入籍・結婚式未定)が予約してくれていた京料理のお店へ。懐石料理に私だけ松茸の土瓶蒸しを追加してもらったので、嬉しくて体の痛みも忘れ、またまた歩く羽目になってしまいました。かねてから夫が行きたがっていた”妖怪通り”北野白梅町の一条通りの商店街が町おこしのためにそう名づけたのだそうです。まずは”一条戻り橋”の近くの晴明神社前のコインパーキングへ車を停めました。お土産は来年の暦。すぐそばの西陣織会館で、着物を着ていてこれを見せると色々特典がある、京都きものパスポートを貰って、北野天満宮を目指し一条通りを西へ歩き始めました。2006年のパスポートは確か3ヶ月間ぐらいしか使えなかったと思うのですが、今年のは来年の9月末まで有効期間があります。それを知ってか知らずか、今着物を着せてもらったばかりと見受けられる若いお嬢さんたちが、晴明神社にもたくさん居ました。一条通に入り、かつては西陣織の工房だったのだろうと思われる街中をしばらく歩くと、妖怪通りの入り口がありました。各お店の前に、手作りと思しき”妖怪”たちが・・・。でも、正直言って、ただ不用品で妖怪のようなものを作って飾っているだけという感がして、ちょっと拍子抜けでした。妖怪通りを抜け、北へ向かうと北野天満宮。もう受験生は居ないのですが、一応お参りをしてきました。晴明神社までの帰りはタクシーで・・・ということだったのに、歌舞練場が近いのでもしかしたら舞妓さんに出会えるかもと、上七軒通りへ。歌舞練場まであと10メートルという時に、一人の舞妓さんが出てきてすぐ前のおうどん屋さんへ入ってしまいました。あっという間の出来事だったので一緒に写真を撮ってもらうことも出来ず・・・。残念だったね~と話し合ってるうちに、とうとう晴明神社まで歩いてしまいました。晴明神社と北野天満宮は直線距離で2キロほどなので、往復5キロぐらいは歩いたでしょうか。義母の形見の草履は鼻緒が細く、足の甲が痛かったです。その日の着物。着物は塩沢紬。私の箪笥の肥やしでした。帯は塩瀬・・・だと思う。この日の帯揚げは濃い紫。絞りでなかったので、どうも上手く結べませんでした。帯・帯揚げ・帯締めが濃い色で、着物が薄い色なので、半衿ももう少し濃い色のほうがメリハリが付いて良かったかもです。