紀州手まり
3月下旬の10日ほど、近所の商店やお寺で”まちなか博物館”と称して、色々な物を展示していました。魚屋さんでは大漁旗や羅針盤、表具屋さんでは地元の画家さんの油絵、そして、家のすぐご近所のお店「たけや」さん では大量の紀州手まり等々・・・。その紀州手まりが余りに見事なので、紹介します。下3枚は、既に展示期間が過ぎて片付けられていたものを、わざわざお家に上がらせて頂いて撮りました。紀州手まりはやはり畳の上が似合います。この紀州手まりの作者の「よしみおばあさん」は60歳過ぎから手まり作りを始め、93歳で亡くなる1年前まで作っておられたそうです。教わった物の他に、ご自分で柄を創作されたのもあるとか。これを拝見すると、まだ50歳の私が、「目が悪い」とか「肩が凝ってる」とか言い訳をして何もしないのが恥ずかしくなってきました。