山陰の旅(その3)
境港の水木しげるロードを後にして向かった先は、鳥取県中部の倉吉市。ここから三朝温泉を目指し、さらに川を遡ると到着するのが三徳山三仏寺。古道好きの私達夫婦のこの旅の第一目標はここの投入堂を見ることでした。「日本一危険な国宝」とキャッチフレーズが付いたポスターを見かけたくらい、すごく険しい山道を登って行くので、一人での入山は禁止とか、滑りやすい靴はわらじに履き替えるなどという決まりがあります。山道の1/3程が、手を使わなければ歩けないほどの急坂と滑りやすい岩の上。そうしてようやくたどり着いたのがコチラ。 往復1時間半ほどの登山でしたが、本格的登山の格好をした人たちから、普段着のカップル・親子連れまでさまざま。久し振りのスリルを味わいました。ここまで登らなくても、下から見える場所があるんですけどね。昨日まで筋肉痛に悩まされたのは日ごろの運動不足で仕方が無いとしても、右膝が痛くて正座できなくなったのは多分、下り道で、重い私の体を支えるのに膝が耐え切れなくなったためでしょう。これは本気でやせる必要があると痛感!!なんと、帰った翌朝体重を量ったら、2キロ増でした~。