福井県・小浜
今年初の日記です。17日に小浜へ行ってきました。毎年恒例の、隣の商店街との合同バスツアー。お客さんを連れての旅行だし、ツアーの計画も隣の商店街がしたもので魅力に乏しく、最初は全く行く気が無かったのですが、人数が集まらないと言うので急遽参加しました。ところが、いざ当日になってみると、バスは満員。これなら参加するんじゃなかった~と思っても後の祭り。お天気が良いのだけが救い!!と思ったのも束の間で、舞鶴あたりからそのお天気さえも怪しくなり始めました。最初に食文化館へ行き、若狭塗りの夫婦箸をお土産に買って、昼食予定の若狭フィッシャーマンズワーフへ。17・8年前に行った時よりもおしゃれになっていましたが、以前の、魚屋さんの集まりといった風情の方が活気があったように思います。昼食後は遊覧船で蘇洞門めぐりです。冬の日本海は波が荒く、今年船が出たのはそれまでにたった1度だけと言うことでした。小浜湾は波が静かでしたが、外海に出た途端に船は大揺れ。オバサマたちがわーわーきゃーきゃー騒ぎながらもなんとか大門・小門を見ることが出来ました。以前来た時には、大門・小門のそばで船を降りたのですが、今回の波ではそれも出来ず。ここでは小鯛の笹漬けをお土産に買いました。次は明通寺へ。ガイドさんの説明では、小浜は「海のある奈良」と言われているらしく、由緒あるお寺が多いそうです。奈良の東大寺二月堂のお水取りは有名ですが、お水送りのお寺は小浜にある神宮寺です。その神宮寺の近くに明通寺があって、ここは鎌倉時代に建てられた本堂と三重塔が国宝に指定されています。あいにくの雨とそれまでに積もっていた雪で、参道がすごくぬかるんでいて、拝観をやめる人も居たのですが、着物の裾をひっぱりあげながら登った甲斐がありました。鎌倉時代から見られたであろう雪景色・・・。素敵でした。