岡山県 日生(ひなせ)
3月最終の日曜日は楽しみにしていた商店街の視察旅行でした。行き先は岡山県日生(ひなせ)。岡山県の東の端にある漁港です。冬場の牡蠣が有名で、牡蠣漁の間だけ、「五味の市」という海産物販売所があるそうです。この日はその「五味の市」の最終日で、殻付きの牡蠣がとっても安く売られていました。ここの名物は、なんと言ってもその牡蠣を使ったお好み焼きの「かきおこ」。たくさんの「かきおこ」のお店がある中で私達が行ったのは、「もりした」さん。私がちょっと牡蠣が苦手なので、まず牡蠣を焼いてお好み焼きに乗せ、しかも醤油味とソース味の二通りを食べられるという、他のお店ではやっていないらしい焼き方のお店です。牡蠣が全く生臭くなく、醤油味に山椒をかけて食べると最高に美味しかったです。ただ、ここでの滞在時間2時間のうち、1時間半を「かきおこ」を食べるのに使ってしまって、視察旅行と言えたかどうか・・・。その後、備前焼の窯元へ行き、次は閑谷学校。儒教を教える学校ならではという、簡素で掃除の行き届いたこの閑谷学校は、今でも時々子供たちに論語を教えているそうです。ここでの滞在はわずか30分。もう少しゆっくり見たかったな~。最後は、赤穂の海洋科学館・塩の国この流下式塩田で濃度を高めた塩水を炊き、水分を蒸発させて作ったという塩をお土産に頂きました。ちょっとバスの中で嫌なことがあったり、渋滞に巻き込まれて帰りが予定より2時間も遅くなったりして、楽しいばかりではない、ちょっと疲れた視察旅行でした。