弥山・八経ヶ岳
11月3日、念願だった大峰山系の弥山・八経ヶ岳に登りました。三十数年ぶりの山としては、今年8月に稲村ヶ岳に登ったので、あとはこの2つの山に絶対登りたかったのです。昔はどんなに朝早く和歌山を出発しても、日帰り登山は無理なルートしかなかったのですが、今は大峰山脈にいくつもトンネルが出来、その一つ「行者還(ぎょうじゃがえり)トンネル」西口から登ると、往復6時間ほどのコースタイムです。今年6月に行者還岳に登ったのもここからですが、9月の台風12号の影響で国道(酷道とも言われる)309号線の一部(洞川~トンネル西口)がまだ通行止めだったので、ここへ来るまでもこれまた初ルートでした。国道169号線の山崩れ現場は本当にひどく、2.8キロの交互通行の迂回路は待ち時間がかなり長いですが、完全復旧にはまだ程遠い感じです。行者還岳に登った時にはトンネル手前が西口だったのですが、今回は東口からトンネルを通って西口へ。行者還岳の標高は1534メートル、弥山は1895メートルですから、トンネル西口の標高1100メートルからの高低差はほぼ倍近くあります。しかも、天気予報では曇り後晴れだったのに、登り始めた途端に雨が降り出す始末。でも、急な登り1時間→ほぼ平坦1時間→木道の多い急な登り1時間(すべて休憩時間を含む)のほぼ予定通りに無事弥山小屋に到着しました。覚えていた山頂のお社もすっごく立派になっていました。高校生の時、ここから富士山が見えたと思うんですけど・・・。弥山から八経ヶ岳までは25分くらいです。最初から最後まで雨でしたが、所々に紅葉も見られ、なかなか楽しい登山でした。