奈良・山の辺の道
4月21日、晴れたら大峰・弥山に登る予定だったのが、雨の予報だったのでショッピングセンターに買い物に出かけた。9時半少し前、車中で開店を待っていると私のケータイが鳴った。いつもの山の友人からで、「晴れてきたから山の辺の道を歩きに行こう。ここだったらまだ足が完全でないダンナも歩けるやろ?」と仰る。早々に買い物を済ませ、4人で10時半に和歌山を出発する。途中でお昼ご飯を食べたりしたので、山の辺の道ほぼ中央のトレイルセンター青垣に着いた時には2時前になっていた。まず、トレイルセンター傍の長岳寺に参拝した。たまたまこの日は「釜の口れんぞ」という長岳寺の柴燈大護摩の日で、駐車場が一杯だったのも納得。写真の左側の柴に火をつけるところを見たかったのだが、駐車場が5時に閉鎖されるのでそれまでに帰ってこなければならず、境内を少し見て回っただけ。白い藤が綺麗だった。新緑の山並みと古墳群を眺めながら歩いていると次第に晴れ間が広がってきた。2時間足らずで石上神宮に到着した。ここでは放し飼いのにわとりがお出迎えしてくれる。ここから天理駅までが長い。途中のバス停で時刻を見るが、5時までに間に合いそうに無いし、電車の時間もわからない。結局、駅前のタクシー会社にたまたま帰ってきたタクシーに乗せてもらって、無事閉鎖前に駐車場へ。やっぱり自然の中を歩くのは気持ちが良い。ず~っと痛かった肩こりもすっかり治ったが、長岳寺で滑りこけた友人のダンナ様が右腕を強打し、湿布のお世話になっているそうだ。いらなくなった残りの湿布、あげようかな。