大峰・観音峰山にベニヤマシャクヤクを求めて。
先月末、ここ観音峰へ夫の復帰登山をしたとき、すれ違った登山客から「ピンクのヤマシャクヤクがここにあるらしい。」と聞き、気になっていた。数日後の新聞に、「観音峰にベニヤマシャクヤクを見に行く山旅」として、6月22日と29日が予定されているのを見つけた。それなら23日に行けば見られるに違いないと、1ヶ月ぶりにまたまた観音峰へ。花の季節・紅葉の季節は団体登山が多いので、いつもより30分早く家を出る。天気予報では曇りだったが、やはりお山は雨がぽつぽつと降っていた。お目当てのベニヤマシャクヤクが生息するのは観音峰展望台周辺だと聞いたので、そのあたりを探すと、大部分は花が終わっていたが、かろうじてまだ咲いているものもあった。蕾も・・・。このベニヤマシャクヤクたちを守るために、生息場所が同じのジギタリスを抜く運動が登山者の間で広まっているらしい。この愛らしい花を求めてだろう、本当にたくさんの団体登山者と出会った。ここには何度も登っているが、こんなにたくさんの人と出会ったのは初めてだ。あいにくの雨模様で、頂上まで行くのを諦め、休憩所のある観音平まで下りてお昼にしたが、ここもすごい賑わいだった。屋根のある休憩所に入りきれずに外で休憩する人たち。頂上まで行かず、山の写真も撮らず、登山としては少し物足りなかったが、団体さんたちが到着する前にベニヤマシャクヤクを堪能することが出来て、大満足の一日だった。 15732歩 みずはの湯