乗鞍岳
10月17日~18日にかけて乗鞍岳(剣ヶ峰3026メートル)に行った。昨年八ヶ岳に登った時、夜中の中央高速はトラックばかりで怖かったし、乗鞍岳はバスで2700メートルの高さまで運んでくれるので、17日は乗鞍高原泊まり。午前6時に和歌山を出発し、昼過ぎに着いた駒ケ岳SAからは冠雪した南アルプスが良く見えた。来年は中央やや左の仙丈ケ岳に登ることに決定。 駒ケ岳SAを出て左手に見えた中央アルプス。木曽駒ヶ岳の千畳敷カールだと思う。 翌18日の朝6時半ごろの乗鞍岳。前日の夕方も綺麗に見えたのだが、逆光だったので撮り直した。本当はモルゲンロートを撮りたかったのに、前日の夕食時に埼玉から来たペンション常連のあこちゃん(1歳)と遊んで疲れてしまい、寝過ごしてしまったのだ。 実はこの時、乗鞍岳・畳平駐車場までのバスは運休していた。17日、ペンションに入る前にバス発着場の観光センターに寄ったら、この日は積雪で全便運休していて、18日の運行もどうなるかわからないという。18日の朝8時に電話で聞いてもまだ動いていないとの返事。仕方が無いので、目標を変更して新穂高ロープウェーで西穂高岳の独標へ登ることにした。ペンションを出て10分、部屋で飲んだ自己申告の飲み物代を払い忘れたことに気付き、引き返したらなんと9時からバスが出るというではないか。その時時刻は8時45分。慌てて用意をし、無事9時発のバスに乗ることが出来た。時間短縮のため、畳平駐車場の一つ手前の停留所・肩の小屋口で降車。 チングルマの綿毛と雪。 肩の小屋を過ぎて高度を上げるとコロナ観測所の向こうに笠ヶ岳(左側に尖っている)が格好良かった。 頂上に上ると、御嶽山が雲の隙間にちらりと見え、思わず合掌。 槍穂連峰と岳沢は下りるまでずっと綺麗に見えていた。 この池の向こうに白山も見えたのだが、写真を撮った時には雲に隠れてしまった。 黒い水晶岳の後に立山・剣岳も見えた。 乗鞍岳・剣ヶ峰山頂からは、南アルプス・北岳の横に富士山が見えると山頂直下の小屋のおじさんが話してくれたが、登っている時に南アルプスは見えても富士山は見えず、山頂に着いた時には南アルプス自体が雲に隠れてしまっていた。バスが予定通り7時の始発から運行されていれば、もしかしたら御嶽山も富士山も見られたかも知れないと思うと少し残念だが、予定通り、好天の中乗鞍岳に登れたのだから、良しとしよう。何事も腹八分目。 10363歩 乗鞍高原・ペンション ポエティカル