2015年05月の記事一覧 | 和歌♡山オバチャンの日記

母の日・お誕生日プレゼント2015

今年のプレゼントは次女からだけ・・・。5月初めにプレゼントのリクエストを聞かれていたので、普段ばきの、着物の時でも履けるシンプルなレインブーツをお願いした。で、届いたのが・・・　　　　　開けると　　　　　　イタリア製のレインブーツって！！おしゃれなものだったら普段履けないかもと、ドキドキ　　　　　　　　　ごく普通のナ・ガ・グ・ツでした～。チャンチャン

大台ケ原

高野山へ行った翌10日、久々にいつもの友人と山に登った。今回も楽～に大台ケ原。いつもは駐車場からまず日出ヶ岳に登り、最後にシオカラ谷を通る時計回りのコースをとるのだが、今回は逆に回った。この日は大台ケ原マラソンなるものが開催されていて、通行止めになるのでは・・・と心配したのだが、マラソン開始の9時にはすでにシオカラ谷へ下りていた。谷から大蛇ぐらへ登る途中、シャクナゲの中を通る。まだ蕾のものが多かった。大蛇ぐらでは、突発的に吹く強風に体をあおられて、先まで行く勇気が出なかった。　　　見事なアケボノツツジ。　　　牛石ケ原の上空には大空の端から端まで続く飛行機雲が・・・。こんなのは初めて見た。　　　正木嶺の頂上付近はシロヤシオの群落だ。まだまだ蕾は固かった。　　　正木嶺から見る日出ヶ岳。写真ではわからないが、大勢の登山者が居た。　　　日出ヶ岳へは私の苦手な階段が続く。ずっと下を見ながら登っていたら、かわいいスミレが咲いていた。頂上から下りてくる人たちが途切れなく「こんにちは」と挨拶してくれ、こちらも「こんにちは」と言い続けながら登らなければならなかったのが、最高にしんどかった。　　　山頂展望台から西の大峰山系を見る。霞んではいるが、左から弥山・行者還・大普賢の頂。　　　反対の東方向下には熊野灘も見え、その上に白い峰のようなものも見えたのだが、同行の夫と友人は「雲だ！！」と言って取り合ってくれなかったのが残念だった。駐車場へ戻るとすでにマラソンは終わっていて、これから行く小処（こどころ）温泉の混雑も予想されたが、辺鄙な温泉のこと、寄る人は居なかったようで空いていた。　　　小処温泉　14900歩

開創1200年・高野山

5月9日は義母の命日だ。本当はお墓参りをしたほうが良いとも思うが、2日前の7日の義父の命日にお墓参りをしたばかりだし、高野山開創1200年のイベントに長女が行きたいと言うので私も同行した。丁度この日は難波駅周辺で不発弾の処理があり、南海堺東駅から高野山へは各停しか運行しておらず、堺市在住の長女と和歌山駅からJRを使う私は橋本駅で合流した。私は今まで高野山へは車でしか行ったことが無いので、ケーブルカー初体験。ほんの数分乗るだけだから、込み合うケーブルカーより歩きたいな～と思った。開創1200年に合わせて再建された中門。この前で横綱白鵬が土俵入りをしたのだが、神事である土俵入りを、仏教である真言宗の総本山が依頼するという何でもありの高野山の、良く言えば懐の深さを再認識した。　　　　　この奥に金堂があり、秘仏とされているご本尊「薬師如来」を拝見することができた。秘仏とはいえ、度重なる火災に見舞われた高野山のこと、開創当時のご本尊ではなく、80年ほど前に高村光雲の手によって彫られたものであるという。金箔も漆も塗られていない、木目のきれいな仏像だった。ここで、いわゆる「御朱印女子」の長女が御朱印を頂くのにずいぶん待たされた。壇上伽藍の風景。真ん中より左の小ぶりの木が西行桜。　　　この後、雨が降り出したのでお昼ご飯にしようと思ったのだが、順番まで30分ほどかかるといわれ、それならばと金剛峯寺へ行った。　　　ここもすごい数の参拝客。いつも素通りするだけで拝観したことが無かったのだが、「蟠龍庭（ばんりゅうてい）」というお庭はとても綺麗だった。　　　シャクナゲが咲いていた。　　　食事を済ませ、そのあとは奥の院へ。雨が降っていたので写真は撮らずじまいだったが、姿見の井戸をのぞき込んでは「顔が見えたから3年以上は生きられる。」と喜んだり、弥勒石を持ち上げては「良かった～、私は善人だ。」とはしゃいだり、長女と二人でとても楽しい時間を過ごした。さすがに開創1200年は高野山にとっての一大イベントなので、普段は自分で入れなければならない休憩所のお茶も若いお坊さんが給仕してくれたり、至る所に案内のお坊さんが立っていらしたり、「おもてなし」がいっぱいだった。帰りは、難波への特急や急行が再開されていたので、「特急こうや」で帰るという長女と極楽橋で解散。たまたますれ違った「特急こうや」。これは通称「黒こうや」と呼ばれる車体らしい。　　　　　家に帰り、金剛峯寺で頂戴したお菓子を有難くよばれた。　　　　　　10469歩