2015年6月21日観音峰山にて
先週木曜日に観音峰山に登った人から、ベニヤマシャクヤクが満開だったと聞き、それならばと21日、行ってみた。この日の天気予報は朝9時くらいまで雨だがそれからは曇りとのことだったので、出かける時の雨はさほど気にしていなかった。だが、登山口の駐車場に車を入れ、腹ごしらえをしていたら土砂降りの雨と雷。結局30分ほど車の中で雨宿りして9時半から登り始めた。案の定、道はぬかるんでいて歩きにくいことこの上なし。しかし、観音峰展望台付近にはたくさんのベニヤマシャクヤクが見られた。 やはり、5月31日に見た蕾はすでに咲き終わっていた。 ベニヤマシャクヤクの天敵とされるジギタリスが引き抜かれていた。これも花としてはちょっとかわいいのに、可哀想な気もする。 前回2回はやっぱりお天気があまり良くなかったので展望台までだったのだが、今回はだんだん晴れてくるこを信じて山頂まで行くことにした。途中で見たカエル。展望台より高いところでもこんなに大きな(7~8センチはあったろうか)カエルがいることにびっくり。しかも、我々がかわるがわる撮影していた数分間、フラッシュをたくこともあったのに、まったく微動だにしなかったのにも驚いた。 久々に上った山頂には新しい標識が付けられていた。 再び展望台まで下り、昼食を摂っているとだんだんガスが上がって景色が見え始めたので、しばらくその場で待っていたら、ようやく大日・稲村・バリゴヤの頭が顔を見せてくれた。 登っている時には気付かなかったが、観音平のヒトリシズカにも実が出来ていた。 ギンリョウソウも見つけた。 このそばには発芽(?)中のギンリョウソウもあった。 駐車場で帰り支度をしていたら、「ベニヤマシャクヤクの写真を撮ろうとしたら、ひどい雨と雷になったので、休憩所のある観音平まで一旦下りて天気の回復を待ち、再び登り直した。」という登山者の方が居た。私たちだったら、もう一度登り直すなどということは絶対しないだろうから、駐車場で雨と雷をやり過ごせたのは本当にラッキーだった。 13733歩 天の河温泉