2016年5月22日 弥山(1895m)
いつも友人夫妻と4人なのだが、その友人の友人(Tちゃん)が弥山(みせん)と近畿最高峰の八経ヶ岳に登りたいとのことで、友人の奥さんの代わりにTちゃんが入った4人で登った。Tちゃんは私より10歳年下で夫よりも背が高い男性。とても花の名前をよく知っている。 Tちゃん、このつつじの名前を知っていたら教えてください。 と言うのも、弥山への一般的な登り口は行者還トンネル西口なのだが、友人は東口から登るのが好きなので、体力に不安のある私たち夫婦は西口から、友人とTちゃんは東口からと別々に登り、稜線で合流しようということになったのだ。5年ほど前に西口から登った時には、大きな石がゴロゴロしていたので歩幅を大きく取らなければならず、とてもしんどい思いをしたのだが、今回、有料駐車場やトイレが整備されたからか、登山道も整備され、登りやすくなっていた。ほんの10分ほど登るとシロヤシオが見られたし、東口からの登りには見られないシャクナゲも咲いていた。 稜線のシロヤシオ。先週よりはたくさん咲いていたが、満開までにはもう少し時間がかかりそうだ。 弁天の森手前で友人たちと合流した。理源大師像。今月6日に行った醍醐寺を開創された方だ。Tちゃんいわく、この像に触れると登山が困難になるらしい。 4か所の木の階段を必死で登り、ようやく弥山小屋に到着した。友人とTちゃんはここから30分ほどの八経ヶ岳(中央)を目指したが、私たちはここまで。 昼食後、弥山山頂付近を散策した。国見八方覗からの眺め。左から大日山、稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳、行者還岳がとても綺麗に見えた。 弥山小屋前の看板。 弥山山頂の神社。 登っている時にTちゃんに教えてもらったヤマカタバミ。登りで写真を撮る余裕が無かったので下りで。 紫陽花っぽい花が可愛いが、この名前はTちゃんもはっきりしなかったようで、次に会った時にはきっと教えてくれるだろう。 この日、川合から行者還トンネルに続く309号線が一部通行止めになっていて、う回路の看板も有ったのだがそれに気づかず、1時間以上も遠回りをして169号線から309号線に入り、東口に車を停めたという登山客に出会った。そのせいか、いつもより30分早く家を出たのに、いつも以上に東口に停めた車が多かったらしいから、有料ではない東口を多くの人に知られてしまったかもしれないと友人が嘆いていた。 22025歩 天の河温泉