台高山脈 薊岳(1406m)
7月18日、暑いさなかの山登り。少しでも涼しいかと、沢沿いに登れる明神平から薊岳を目指した。明神滝付近にあったウバユリ。葉が百合っぽくない。 滝の上で見つけたテングダケ。毒キノコの代表だが、とても美しい。 ヒメシャラの花。 ヒメシャラは1日花らしいから、昨日は木で咲いていたのだろう。ヒメシャラの幹は赤褐色でツルツルしている。 夏の明神平。バイケイソウが花盛りだった。 明神平から見た薊岳。かなり遠い。 前山への登り。ワラビが芝生のように敷きつめられた斜面に、花崗岩の白が綺麗だ。 この後、薊岳を目指したのだが、私たち女性陣はあと15分で山頂という地点でリタイア。男性陣だけ山頂に立った。前山から気持ちの良い稜線が続いていたのだが、リタイヤした箇所からは痩せ尾根になり、山頂付近は岩だらけということだった。そこでお昼にして再び明神平を目指す。前山まで戻った時にはすっかり青空になっていて、右に明神岳、左奥に桧塚奥峰がハッキリ見えた。 バイケイソウが咲き乱れる明神平の小屋二つと水無山。青空だと緑も綺麗だ。 往路ではハチだかアブだかに付きまとわれて写真を撮れなかった明神滝。やはり水量は多かった。 登山口から滝までの間にたくさん生えていた三つ葉に可愛い花が咲いていた。 このルートは駐車場から山道に入るまでコンクリート舗装の林道を20分ほど歩く。その林道は一部急坂で、骨折以来、下りが苦手になった夫が足を痛めた。「ゆっくり歩く。」と夫は言ったが、先に行った友人たちをあまり待たせるのも申し訳ないので、夫のザックを右肩にかけて下りた。私も膝が心配だったが、用心してサポーターを付けていたので何とか無事駐車場までたどり着いた。 すぐ近くの温泉で汗と疲れを流そう・・・と思っていたところ、そこの駐車場は満車、道沿いにも10台ほど車が停まっており、混雑が予想されたので別の温泉へ行くことにした。ちょっと横道にそれるけれど津風呂湖温泉が良いかと話し合っているうち、道沿いに温泉の看板を見つけ、しかも空いていたのがラッキーだった。夏は川遊びの人が多いからな~。 23115歩 中荘温泉