8月27日 和歌山県御坊市花火大会
御坊市には大学時代のワンダーフォーゲル部の同期や2期上の先輩方が数名おられる。同期のD君は、その先輩方とは高校以来の知り合いなので、大学卒業後も何かと連絡を取り合い、旅行や飲み会をしょっちゅう開いていたらしい。私は1期上の夫の同期の方とよく会っていたが、4年前の全体のワンゲル同窓会以来、D君からのお誘いも来るようになった。今年5月の飲み会でこの花火大会の話があり、是非参加したいと言ったら快く承諾してくれた。 夕食の場所から土手を上がった川沿いの駐車場からよく花火が見えるので、D君が用意してくれたキャンプ用の折り畳み椅子を並べて見物した。花火は日高川に浮かべた船の上からあげられていたようで、「川面に移るこの花火で最後です。」というアナウンスで思わず椅子を離れ、道路を渡って川べりで夢中になって写真を撮った。(その写真はアップロードするとどういうわけか横になってしまうので残念ながら載せていない。)午後9時、花火が終わり、椅子を畳んでD君の車に積み込んだのだが、そこでふとバッグを持っていないことに気付いた。ええっ~!!もしかして椅子を離れていた間に盗まれた~?!!最近盗まれることが多いし・・・。積み込んだ椅子を全部出して探しても見つからず、警察に被害届を出した。どんなバッグだとか、中に何が入っていたかとか、財布の中身の内訳とか事細かに聞かれ、D君の家に帰ったのが午後11時。この日はD君の家の前の民宿(D君の奥さんがやっている)に泊めてもらうことになっていたのだ。翌朝、D君は早くから、花火会場あたりの草むらにケータイなどが捨てられていないかと電話をかけながら探してくれたらしいが見つからず。私たちの車に同乗して御坊へ来た友人夫妻も奈良へ帰らなければならないし、とりあえず和歌山市へ帰って、カード類の利用停止の手続きやケータイの位置確認をしてもらおうと帰路に着いた。友人夫妻を降ろしたとき、みんなにもずいぶん迷惑をかけたのに「3年後には笑い話になるよ~。」と言ってくれたのが嬉しかった。ところが。。。家に着くちょっと前にD君から夫に電話。運転中の夫に代わり私が出ると「バッグが見つかった!!」と興奮している。なんでも、D君が自分の車の中で私のケータイを呼び出したところ反応があり、よくよく探したら折り畳んだ椅子の中に挟まれていたという。花火の明るさが無くなり、暗い駐車場に置かれた黒っぽい椅子、そこに置かれた平べったいヴィトンのダミエのバッグ、夕食時に飲んだお酒の良い気分も手伝って、バッグに気付かないまま折り畳んでしまったらしい。家にお泊りバッグを降ろしただけでまたまた御坊へ。御坊の警察にバッグが見つかったこととお詫びを告げて私のドタバタ夏が終わった。D君、先輩方、警察の皆さん、本当にご迷惑をおかけしました。本当にごめんなさい。m(__)m友人夫妻にバッグが見つかったことをメールすると、「3年後じゃなくてもう今日笑い話になったね♪」と返信が有った。