2017年4月23日 真妻山(523m)
4月11日付の毎日新聞地域版で紹介されていた真妻山。高野山の麓の天野の里に祀られている丹生都姫が降り立った山で、大峰の釈迦ヶ岳も見える展望の良さだと紹介されていたので、これは登らないとと行くことにした。御坊インターを降りて大滝川森林公園の駐車場に車を停める。 駐車場にトイレがあると思っていたのだが、実際は公園をしばらく歩いたところにあった。 ここから少し上がった所に休憩所と綺麗な洋式トイレが設置されていた。私たちが車を停めたところからもう少し上にも駐車場があり、そこからの合流地点にある看板。 この看板で紹介されている涼みの滝。 ここから本格的な登山道が始まる。登り始めてすぐに有る徳本上人初行洞窟。 思っていたよりハードな階段や急坂を上って山頂に着いた。 新聞で紹介されていた通り、360度の絶景。南の田辺方面。 西の御坊市方面。火力発電所が見える。 東の大峰方面。釈迦ヶ岳が見えるとのことだが、どれがそうなのかわからない。 ここから少し北寄りに矢筈岳(やはずだけ)と清冷山(せいれいさん)。 北の生石山方面。 7時に和歌山を出て山頂に着いたのが10時過ぎ。まだ昼食には早いので、往路とは違う観音堂方面へ下りた。登山道に咲いていたスミレ。 写真ではなかなか綺麗な紫色が出ないので、ずいぶん時間を取った。 観音様や役行者が祀られたお堂はすべてお掃除が行き届いており、地元の人がこの山を大切にしていることを痛感した。次に、石垣がたくさんあるところを通った。 水路も石垣で作られていた。 この下にある25mの滝がとても綺麗だったのだが、写真を縦でしか撮らなかったので、アップできないのが残念だ。車道に出て、少し寄り道になるが、御滝(おたき)神社に向かう。 滝と社殿。 この滝つぼに可愛いカエルが居た。 ここでようやく12時前、お昼ご飯にする。この後は車道を下り、車を停めている森林公園へ向かった。途中に咲いていた八重桜。 ビワの木にはもう小さな実が出来ていた。 何件もあった炭焼き小屋。 ウバメガシの木が多かったのもうなづける。車道の脇の花壇もとても綺麗だった。 駐車場に着いたのが13時。時間が短かった割には、景色と言い、行程と言い、満足した登山だった。とどめは立ち寄った温泉で見つけたタケノコと新玉ねぎ。玉ねぎは当日の焼き肉に使い、タケノコは翌日のタケノコご飯になってお腹も満足したのだった。 14290歩 きさくの湯