2018年10月14日 行者還岳(1546m)
北アルプス前穂高岳挑戦からほぼ2週間、14日の日曜日はだんだんお天気が良くなる予報だったので行者還岳へ。初夏にシロヤシオの花を見に行った時と同じ国道309号線90番ポストから登ることにした。いつも通り、6時出発。169号線から309号線に入る。64番ポストからの風景。対岸の山の紅葉が綺麗だそうだが、この日はまだあまり色づいていない。9時、登り始める。9時30分、私たちが勝手に「千年ヒノキ」と名付けた巨木に到着。友人の奥さんが「ひょっこりはん」に・・・。9時37分、タイタン広場。このあたりからシロヤシオの木があるのだが、紅葉はおろか枯れ始めた葉が多い。台風の風にやられたか。10時5分、奥駈道分岐。目印のシロヤシオも茶色く枯れていた。稜線にはあちこちに木が倒れていて、迂回しなければならない箇所がいくつも有った。ホコリタケ?1・2・3。この道標で道は鋭角に右折、その先にヤマシャクヤクやクサタチバナの群落がある。水滴の付いた可愛いコケ。キノコタワー。11時2分、天川辻。11時5分、行者還小屋到着。小屋の前の大木も倒れていた。まだガスは晴れず、とりあえず山頂を目指す。11時20分、水場に着いたが水は出ていなかった。水場の上の梯子。以前は段が飛んでいて、大きく足を上げなければならなかったが、今回はちゃんと整備されていたし、梯子自体も長くなっていた。大普賢岳からの奥駈道分岐付近の倒木。11時45分、山頂到着。薄日が差す時もあり、昼食を食べながらガスが晴れるのを待つことにした。一瞬、小屋が見えた時も有ったが、すぐに隠れてしまい、写真が間に合わず。12時25分、やはりガスで展望がないまま、残念ながら下山開始。12時55分、小屋に着いてようやく山頂を見ることが出来た。通行安全祈願のお地蔵様。このお地蔵さまもたぶん台風の影響だろう、後ろに落ちていたのだが、同行の友人が閻魔様に少しでも良い裁定を下してもらえるよう元に戻したのだ。待ちに待った青空と紅葉。バリゴヤの頭。来るときに可愛いコケの写真を撮ったコケポイント。日が当たると金色に光っていた。咲き残っていたトリカブト。マムシグサの実。ガスが晴れてようやく赤いシロヤシオの木を見ることが出来た。木のすぐ右に行者還岳。一番右に見えるはずの大普賢岳は依然としてガスの中。奥駈道と別れてふたたび「千年ヒノキ」。この付近にあった小さな花。花の直径は1センチくらいでとっても可愛かったのだが、どうしてもピントが合わずピンボケ。ホタテのようなキノコも。14時45分、スタート地点の90番ポストへ帰ってきた。前回ここにストックを忘れたので、今回は入念に忘れ物チェックをした。帰りは来た道を通らず、309号線を天川村へ下って天の川温泉へ。友人が天の川温泉を気に入っていることもあるが、「道の駅黒滝」で豆大福を買いたくてこのルートを選んだのかも。 16158歩 天の川温泉