2018年11月25日 高取城~キトラ古墳。
ヤマレコに登った山の記録をするようになってから、楽天ブログにアップするのがずいぶん遅くなってきた。でも、ヤマレコは無料会員の場合は画像容量が少ないので、長く記録を残しておくにはやはりこちらにもアップする必要がある。ということで、ほぼ2週間前の山登り(ハイキング)の記録。友人の奥さんが短大の同窓会とのことで、3人で高取城へ名残の紅葉を見に行った。高取城へ行くには土佐街道の中ほどに観光駐車場があるので、そこに車を置くこともできるのだが、私たちは例によってアキッパで壺阪山駅前の駐車場を予約した。壺阪山駅前を8時45分に出発。土佐街道の緩やかな傾斜を登り、商家の街並みが途絶えると畑になる。畑の畔には霜の降りたホトケノザ。交差点に有った看板。これによると高取城跡まで車でも行けそうだ。砂防公園下の民家の前に咲いていた皇帝ダリア。宗泉寺を過ぎて、10時5分、ここから高取城に入る。七曲りや一升坂を経て、10時30分に猿石。帰りは猿石の後ろの道を行く。10時40分、国見櫓跡。ここからの景色はやはり素晴らしい。左のふたこぶの二上山から、奈良盆地の中央に畝傍山。右端の紅葉の上の平べったい山が天の香久山、その左上が耳成山。11時5分、大手門跡。ここから紅葉が綺麗だった。以前見た杉の大木。今秋の台風でやられたのか、かなり大きな枝が折れていて、小枝は散乱、近づくのも骨が折れた。三大山城の案内板。備中松山城にはぜひ行きたい。ここからは紅葉が綺麗だった。紅葉の後ろのこの石垣は新櫓跡。さらに本丸へ登る。この時11時25分。本丸を囲む石垣の上にある方向盤。高見山。大峯山脈。金剛山と葛城山。これらの景色を見ながらお昼ご飯を食べ、12時10分に下山を始めた。12時40分、再び猿石。ここから柏森方面へ下り、途中で大根田・キトラ古墳への道へ入る。一気に道は細くなるが、迷うことはない。再びの道標からまた道は広くなり、ほどなく車道になった。集落に入ってからキトラ古墳への道はとても分かりにくい。途中で見かけた白タンポポ。夫がヤマップにダウンロードした地図と現在地を確認しながら漸くキトラ古墳へ到着した。この時13時55分。この説明板の隣に乾拓(かんたく)が並んでいた。乾拓というのは、紙を置いて鉛筆でなぞると絵が浮き出るというものらしい。玄武の乾拓。白虎の乾拓。高取城の大手門跡に有る案内板には、亀虎古墳と表示されていたから、もしかして、玄武の亀と白虎の虎から亀虎=キトラになったの?キトラ古墳壁画体験館に入り、一階の四神の館本館から別館へ地下道を通って車道を横切った。そこで見つけたアカツメクサ。普段見かけることの少ない白タンポポや、アカツメクサを見られたことにも気をよくして帰途に着いた。壺阪山駅到着は14時45分だった。 20803歩