2019年2月17日 金剛山(1125m)
年に一度、大学時代のワンゲルの仲間と冬の金剛山に登るのが恒例になって8年目、今年は2月17日だった。前週に暖かい日があり、雪や霧氷の期待は薄かった。その分、駐車場までの道は雪も凍結も皆無。参加した3組の夫婦の3台の車全部がノーマルタイヤなので、その点はありがたかった。駐車場の先客は2台。天ヶ滝分岐はおろか、中の平に着いても全く雪は無し。新欽明水の手前辺りからようやく凍った雪道が現れ始めた。伏見峠に着いても、雪道だが霧氷は見られず。アイゼンを着けたのは不動明王像前。ここで待望の霧氷の卵を見ることが出来た。それなりの霧氷が見られたのはブナ林前。裏参道からブナ林を振り返って。ヤマレコユーザーの情報によると、この辺りに「氷華」なるのものが咲いて?いるのだそうな。スカートを広げたような氷が草の茎に付いているのだ。来年はもっとよく下を見て歩こう。葛木神社。小雪が舞っていた。売店前のテーブルがあるベンチが空くのを待って、お昼ご飯とコーヒータイム。その後、ライブカメラのある広場へ。気温が高く(売店前の温度計は-1度)、日当たりの良いこの場所は雪解けで泥んこだった。国見城址にも霧氷は少なく、残念だった。葛木神社の表参道の階段脇にある福石。登りはいつも裏参道からなので見過ごすことが多い。どうぞご利益がありますように。帰路、ほんの一瞬見えた貴重な青空と霧氷。展望台にも一応登ったが、霞んでいて大峰の山々は見えなかった。帰路は雪解けが進んでいる感じなので展望台でアイゼンを外す。伏見峠にも雪は無い。3年ぶりに参加した女子1名、日陰でまだ凍っていた個所で滑りこける場面があった。天ヶ滝分岐にある看板の上にあった帽子。確か1月末に登った時にもあったような???。無事下山。新しい黄色い看板は各国の言語で書かれている。外国人の登山者も多いのだろう。後日、この日金剛山に登った人のヤマレコを拝見すると、千早園地の「シャクナゲの道」にフクジュソウが咲いていたそうだ。星と自然のミュージアム前に、その時期に金剛山で見られる花とその場所が書かれたボードがあるらしいので、来年はまず先にそれを見るようにしよう。来年までそのことを覚えているかどうかが問題だが・・・。 かもきみの湯 21408歩