2019年03月の記事一覧 | 和歌♡山オバチャンの日記

2019年2月24日　伯母子岳（1344ｍ）

3週連続の山登りはちょっと辛いけど、寒い時期の山は大好きなのでサクッと（とこの時は思っていた）伯母子岳。夫は片づけなければならない用事があるので、今回はパス。友人夫妻と3人で出かけた。この時期の高野龍神スカイラインは積雪や凍結が心配なのだからだろうか、車の通行量がとても少なく、「道の駅ごまさんスカイタワー」に一台も止まっていなかったのにはびっくりした。スカイタワーは3月末まで閉鎖、洋式トイレがあるトイレ棟も閉鎖されているが古いトイレは使える。ただ、手洗い場がないので、昼食のカップ麺用に持って行った水を少し使って手を洗った。スカイラインから奥千丈林道に入った途端、積雪が。友人の車は冬用タイヤなので大丈夫だったが、うちの車で来ていたらたぶん引き返していたと思う。ただ、積雪も凍結もほんの50ｍほど。その後は落石は多数あったものの凍結は全く無かった。（後から聞いたところによると、この林道は3月末まで冬期閉鎖中らしい。）登山口にももちろん他の車は無し。8時45分、登山開始。護摩壇山や龍神岳付近はガスの中で全く見えず、下ばかり見て歩いていた。土を持ち上げていない霜柱はまるでキノコの様だ。9時23分、口千丈山。9時45分、牛首山の標識。でも、ここは山頂でもなんでもない所なので、この標識はちょっと違うとここへ来るといつも思ってしまう。ここらあたりは登山道にかなり雪が残っていたが、アイゼンを着けるほどではない。標識からの下り。向こうの山が牛首山（または牛首の峰）でしょう。登山道は牛首山の山頂を通っておらず、巻き道を行く。途中にある私の（大好きな）ブナの木。伯母子岳山頂直下の急坂。ここはいつも泥んこの急登で嫌いなのだが、この日は少しマシだった。10時50分、伯母子岳山頂到着。相変わらず風が強い。ここで初めて人に出会った。ワンちゃん連れのご夫婦で、ワンちゃんが鹿を追いかけてどこかへ行ってしまったのだとか。ほどなく、奥さんがワンちゃんを呼び戻していて、雪の斜面をゆっくり登ってくるのが見えた。その姿に、ちょっと老犬？と思ってワンちゃんの年を尋ねたら13歳だとおっしゃる。奥さん曰く、「犬の13歳は人間で言うと65歳です。」この日の私たち3人の平均年齢もちょうど65歳！！　素晴らしい偶然だった。と、この出会いを喜んでいたら、道を間違えて三田谷への迂回路へ入ってしまっていた。少し登り返し、いつもの伯母子峠への急な下り道へ。転ばないよう、下ばかり見て歩いていたら蜆の様なキノコを見つけた。11時18分、伯母子峠。峠も風があるので小屋の中で昼食にした。ここから三田谷（上西家跡）への道が通行止めなので、山頂から迂回路が作られたようだ。11時50分、下山開始。相変わらず霧氷の気配もなく、下ばかり見て歩く。と、綺麗な青い木があちこちにたくさん有ることに気付いた。山頂へ向かっている時にも見つけたのだが、こんなハッキリした青緑色はきっと人工物だろうと思ったのだ。でも、太いのから細いのから木の皮が付いた物まであるのを見ると、自然に出来たとしか思われない。これは”半分、青い”。とても不思議だ。秋に来た時、黄葉が綺麗だった場所で、霧氷と見まがう白い木々が有った。遠目に「霧氷が有る！！」と言って友人に呆れられたのだが、犯人はこれらの木だったのだ。この木の近くにあったコケ。再び牛首山を巻いて標識の所へ登る途中、振り返ると遠くに大峰山脈がかすかに見えた。日当たりの良いこの斜面の馬酔木は蕾を付けていた。再び口千丈山を過ぎると、朝にはガスで見えなかった龍神岳やごまさんスカイタワーを見ることが出来た。14時20分、無事下山。友人の車は1日中独りぼっちだったようだ。このコースはアップダウンが多く、行きよりも帰りの方が時間がかかる。特に、被写体が少ないと写真タイムが取れないので、決してサクッとは行かないしんどいコースだと思い知った。　　　　　　23545歩　温泉へは寄らず酒屋へ寄った。

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秋田の名産品。

2019年2月24日 伯母子岳（1344ｍ）

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