おくるみを編む。
先月25日、長女が里帰り出産のため帰省した。出産予定日は6月9日。翌26日の35週目検診では、赤ちゃんは順調に育っているとのこと。太ももの骨が標準より長めなので、大きくなる可能性が高く、早産傾向と言われたという。身長156センチの長女、もうすでにかなり大きなお腹なのに、これからまだ大きくなるということか。高齢出産した友人は、「とにかく歩かなきゃ」と言うが、それを長女に伝えてもなかなか動こうとしない。我が家での家事の手伝いはもっぱら配膳。散歩と言えば近所の洋菓子店にケーキを買いに行ったり、コンビニへ行くだけ。どうなることやらと気をもんでいるが、出産時にしんどいのは本人なのだからと割り切ることにした。そんな彼女、おくるみを編みたいと言い出した。でも世間は前代未聞の10連休、今日ようやく糸が届く。すぐに編み始められるように、編み方を二人で色々考えた。ネットで「こんな編み方が良い~。」と探したのは良いが、かぎ針編み超初心者の彼女、出産までに仕上げることはできるのだろうか。こう言う私自身が長女を出産した時、予定日より1週間早く生まれたので編み上げることが出来ず、義母に「退院までに仕上げます。」と言ったら「出産後に編み物をするなんてとんでもない。」と叱られた。出産後ひと月は赤ちゃんの世話だけして、出来るだけ安静にしているべきとのことだった。歴史は繰り返す。多分、おくるみは私が編むことになるだろう。