2019年9月15日 金剛山(1125m)
来週は山に登れないので、この日が前穂高岳チャレンジの最後の練習日。先週、大普賢岳に登り、2週連続なので、今回は軽めに千早から金剛山へ登ることにした。千早からは沢山の登山ルートがあるが、一番ポピュラーで一番楽な千早本道コースを歩くことにした。この日は暑くなる予想だったので、いつも通り6時に出発。1時間半で登山口駐車場に着くと、早くも下りてきた登山客が帰り支度をしていた。7時50分に登り始めるが、登り口から花の写真を撮りながらなのでなかなか進まない。駐車場前の水場。登り始めのつゆ草。シュウカイドウ。この上のガラス扉に久々に見たカタツムリ。ツリフネソウ。ミズヒキ。8時10分、楠木正儀の墓。 金剛山に登るルートは沢山あり、今回のこの千早本道は一番ポピュラーなコース。1万回も登った人はおそらくここから(あるいはロープウェイで?)登ったのだろう。本当にちゃんと木道の階段が整備されている。9時35分、五合目。五合目のシンボル。野菊の仲間らしい花が可愛い。9時15分、九合目。どちらも登りは急な道を選んだ。ここは登りつめると金剛山へ登った回数(多分200回以上)が多い人の名前のプレートが掲示されている広場に出る。その広場もお花畑状態だった。ミゾソバ。アキチョウジ。シシウド(白い線香花火のような花)とオタカラコウ(黄色い花)。9時28分の気温は21度だった。9時35分、葛木神社。裏参道をブナ林の方へ下りると、冬場とは違って木々が生い茂り、葛城山が見えにくかった。ブナ林の前はキンミズヒキの群落で、間にミゾソバやアキチョウジもちらほら。再び転法輪寺に戻り、本堂前から石段を下りずに国見城址へ向かうと、鎮宅さんなるお堂があった。家内安全、開運招財とあればお参りするしかない。国見城址も木々が邪魔であまり良く見えず、すぐに時計広場へ下りた。その途中に見かけたミカエリソウ。10時15分、時計広場。ここで見つけたゲンノショウコ。ゲンノショウコ白花。この後売店前で軽くおにぎりを食べ、10時45分ごろから下り始める。下りは九合目まで楽な道で。その下りはじめに咲いていた立派なオタカラコウ。下り道ではヤマジノホトトギスをたくさん見た。テイショウソウ。キノコ。下りは千早神社を通るコースを選び、途中のコンクリートの東屋でカップ麺を食べた。ここで、お祖父ちゃんと孫らしい2人連れに道を聞かれ、一緒に下山した。登り始めには蕾だったフシグロセンノウ(左)が咲いていた。クサアジサイ。12時40分、まつまさ駐車場到着。帰りはいつも通り五條経由なので、310号線を南下したら、大峰山脈がとても綺麗に見え、金剛山の展望台に上らなかったことを後悔した。 13080歩