2019年10月20日 行者還岳(1547m)
本当は13日に高野三山へ行こうとしたのだが、京奈和道を走っている途中で雨が降り出し、結局五條でお酒を、高野山でごま豆腐を買って帰るというお買い物ツアーになってしまった。20日はようやく晴れそうだったので満を持して行者還岳へ。すこしは紅葉も期待して。いつも通り6時出発。京奈和道を通り、国道169号線から国道309号線に入った。途中、紅葉スポットの64番標識近くで写真を撮ったが、紅葉はまだだった。309号線90番標識へ到着後、登山開始は9時3分。9時33分、私たちが「千年ヒノキ」と呼んでいる巨木地点。巨木のすぐ上から大峰の前穂高岳(笑)、大普賢岳のギザギザが見えた。9時42分、タイタン広場。タイタン広場を過ぎるとキッコウハグマの群生地になる。キッコウハグマはあちこちに咲いていたが、風が強く、帰りに撮ろうとあきらめる。キノコ。それぞれお部屋を持っているみたい。10時10分、稜線に出た。紅葉のシロヤシオと八経ヶ岳・弥山。同じく紅葉の左側に行者還岳の山頂が少し見え、右に大普賢岳も少し。初夏にはクサタチバナの群生地だった所にあった草の実。これがあのクサタチバナの実なの?こっちはトリカブトの実。花が下に一輪付いていた。またまたキノコ。これはたぶんホコリタケ。黄葉の向こうは大台ケ原。コケ地帯に入る。これまた私たちが勝手にイノシシ岩と呼んでいる岩。つい数時間前前までガスの中だったのだろう、コケの胞子が水滴が付いている。11時8分、天川辻。黄葉が綺麗だ。小屋手前の展望スポットから見る大台ケ原。11時14分、行者還小屋到着。前穂高岳に登ってから3週間になるのに、転倒したことも有ってなかなか疲労がとれず、友人の奥さんも1ヶ月半ぶりの山だし、この日は小屋までにしようと言っていた。だが、小屋でお昼ご飯を食べるとちょっと元気になり、私も前日に買ったコンプレッションタイツのおかげか膝の調子も良いので、ザックを小屋に置いて山頂を往復することにした。12時23分、山頂。風が強いせいか、周囲の山の稜線がくっきりしていた。紅葉と八経ヶ岳・弥山。紅葉と稲村ヶ岳・大日山~山上ヶ岳。山頂奥の崖の上からの八経ヶ岳・弥山。同じく崖の上から小屋の屋根と歩いてきた稜線。この頃から次第に晴れ間が多くなり、青空の下の紅葉を見ることが出来た。またまたキノコ。13時、行者還小屋に戻り、ザックを背負って帰途につく。行者還岳をバックに。行くときも撮ったけど。 行者還岳(左)と大普賢岳(右)。14時、309号線90番標識への分岐。目印のシロヤシオだ。14時25分、再びタイタン広場。広場のすぐ上はキッコウハグマの群生地だった。風も弱く、絶好の撮影場所。でもピンボケ。木のウロに生えているキッコウハグマも。この場所から最後の大普賢岳と和佐又山。90番標識近くの道路端に停めていた車に戻ったのは14時55分だった。この後、行者還トンネル東口からの登山道が閉鎖されているとの情報を確かめに行ったら、確かに崩落個所があり、通行止めになっていた。でも、そこに2台停まっていた車の持ち主たちは、強行突破したのだろうか。 18326歩