2020年06月の記事一覧 | 和歌♡山オバチャンの日記

2020年6月7日　観音峰山周回コース

久々に快晴の日曜日、まだ少し早いかと思ったが、観音峰展望台へベニバナヤマシャクヤクを見に行こうということになった。開花状況をヤマレコで調べていたら、法力峠を通らずに周回できるコースが有ることを知った。だが、ヤマレコもヤマップも登山地図にそのルートは無い。仕方なく、そのルートを歩いたヤマレコユーザーの足跡を印刷して位置を確かめながら歩くことにした。肝心のベニバナヤマシャクヤクも咲き始めていることが分かり、気分が上がる。観音峰登山口駐車場へ着いたのは8時ちょっと前。その時はまだ少し余裕が有ったが、準備している間にどんどん場所が埋まって行った。8時8分、登山開始。吊橋を渡るとすぐにガクウツギがお出迎え。観音の水場の上にはいつものベニバナツクバネウツギ。第一展望台下にはコアジサイが咲き始めている。フタリシズカが至る所に有って、も「4人シズカ」も(笑）フタリシズカの葉に似ているが、これは葉っぱが6枚。突然変異？それとも別種？ヒトリシズカは実になっていた。いつも5月上旬に満開を迎える観音平のヤマシャクヤクは、やはり三つの青いバナナになってしまっていた。ジンジソウも葉っぱだけ。展望台直下にいつも生えている立派なテンナンショウ。9時30分、観音峰展望台。着いた途端、他の登山者に交じってひたすらベニバナヤマシャクヤクを探し始めた。蕾が多かったが数輪開花していた。弥山と。稲村と。今日の目的の一つを達成し、観音峰山頂へ。山頂は特に展望も無いので今日の2つ目の目的の経由地である三ツ塚を目指す。ヒカゲノカズラに胞子が出ていた。レイジンソウやバイケイソウの間を歩く。もうすぐ咲きそうなバイケイソウも有った。（やっぱりピンボケ）夫が気になった草花。釣鐘の中はこんな感じ。太郎ちゃん、これの名前は何ですか？11時15分、三ツ塚。ヤマレコユーザーの写真に「ウラジロノキ」と有ったのだけれど。三ツ塚から見た弥山~頂仙岳。同じく大日・稲村～バリゴヤの頭。展望台から見る景色とちょっと違う。ここでお昼ご飯を食べ、11時50分、本日の2つ目の目的のバリエーションルートを目指して三ツ塚を後にした。三ツ塚からほんの少し法力峠側に行き、北西尾根に入るのだが、杉の枝と葉で入り口の踏み跡すら全く分からない。スマホのGPSと地図を見ながら尾根伝いに歩く。私たちはこの広尾根を地図に従って少し左に行ったのだが、間違った尾根に入りそうになったのでもしかしたらここを真っ直ぐに行った方が良かったのかもしれない。杉の枝に足を取られながらしばらく歩くと岩がゴロゴロしている場所が現れ、同時にヤマシャクヤクがあちこちに見られるようになった。群落も有ったがすべて咲き終わり。途中、ヤマシャクヤクがまだ咲き残っているのではと思って来たというご夫婦と出会い、やはりこのコースはヤマシャクヤクの時季に来るべきなのだ。こんなごろごろの岩の上も歩き、矢筈岳の山頂付近の尾根を少し広くした感じかな～。テープを巻いた木も時々あるが、とにかくわかりにくい。杉の枝に足を引っかけながらどんどん下ると、やがて赤ペンキが道案内をしてくれるようになる。これはこれでそんなにたくさん無くてもわかるやろ！というくらいの多さ。13時40分、無事に林道へ下り切った。洞川温泉前のとても綺麗な公衆トイレ前のベンチでしばらく休憩した。洞川温泉はマスク着用ということだが、駐車場は他府県ナンバーも多くてほぼ満車。自粛解除がどんどん進んでいるようだ。ここからみたらい渓谷遊歩道を3キロほど歩いて登山口駐車場へ行ったが、遊歩道でも大勢の観光客とすれ違った。マスクをしている人もいたが、この暑さの中、マスクは厳しい。私たちもコンビニや道の駅などではマスクをするが、登山中は外している。すれ違う時には近づきすぎないうちに小さな声で「こんにちは」。これが新しい登山習慣になりそうだ。14時55分、駐車場帰着。とんでもない所に停まっている車が有って、かなりの満車状態だったのがうかがえた。　　　21113歩

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