2020年9月22日 金剛山 (1125m)
世間では4連休だが、夫の会社は基本祝日は勤務日。4連休で暇な長女が夫が休みの土・日にやってきて、私たちは何処へも行けず娘親子に振り回された。今月休日出勤が多かった夫は何とか22日に休みが取れたので、登山口までの時間が短くて色々な花が見れそうな金剛山へいつもの山友に連れて行ってもらうことにした。少々お疲れ気味の夫はハードなコースは嫌だというので千早本道を選んだが、私はずーっと階段のこのコースが嫌い。いろんな方のヤマレコを参考に、5合目下まで水ヶ阪尾根(ささやきの小道)というのが有ると知り、その道なら少しはましだろうと。まつまさ駐車場を8時に出発。5分ほど歩くと、木材がたくさん置かれているところで左に分岐している細い道を見つけ、そこを上がって行った。イヌショウマやヤマジノホトトギスが咲いていて、気持ちの良い木立が5合目手前まで続いていた。イヌショウマ。ヤマジノホトトギスこれは何だったっけ。8時50分、5合目で見つけたホオズキ。5合目から上は嫌いな階段ばかりだが、テイショウソウがあちこちに咲いていて、気がまぎれる。ブランコ広場手前で迎えてくれたオタカラコウ。ツリフネソウはほぼ終わり。ゲンノショウコ赤花。10時5分、金剛山頂看板前。国見城址へ登ると、ずっと見たかったツルニンジンを見ることが出来た。国見城址から売店横に出るとミゾソバとハナトラノオが咲いていた。それから葛木神社を通って久しぶりに湧出岳へ向かうことにする。転法輪寺前のひさご池。アキギリ。ブナ林下のアキチョウジとキンミズヒキ。一の鳥居下のミカエリソウ。10時55分、湧出岳。展望台へも登ったが、ガスで展望は全く無く、真下に見えるたわわに実った栗の木を撮った。展望台から自然遊歩道の方へ向かうと、お目当ての花の一つ、フシグロセンノウが咲いていた。ちはやミュージアムはエコグリーン。このそばでとても花に詳しい方に出会い、教えてもらったフシグロ。ゲンノショウコの花と花の後のミコシグサだそうな。ちはや園地のヤマアジサイ。この後、大屋根の下でお昼ご飯を食べ、再び遊歩道経由で下山することに。ここで見られたカリガネソウ。ミズタマソウ。運休中のロープウェー付近が工事中で苦労したが、何とか岩屋文殊へたどり着いた。下りる前に葛城神社前に咲いていたツリフネソウをもう一度見に行く。やはりよく見ると終わりかけで朝撮ったのとほとんど同じ状態。ただ、付近でキツリフネを見られたのはラッキーだった。ヒヨドリグサ。帰り際、14時の気温は18度。と、再びここでお花に詳しい例の方と出会い、アマチャヅルのツルとトチバニンジンの実を教えてもらった。別れ際、「な」と書いた菅笠をリュックに付けたその方が、時々私のヤマレコに拍手を下さるヤマレコユーザーさんだとわかってびっくり。もっと早くわかっていたら一緒に写真を撮ってもらえたのに、残念だった。千早本道5合目より上のホトトギスはほぼ終わっていたので、水ヶ阪尾根のホトトギスを再度撮っていたらポツポツ雨が降り出した。本降りになった雨の中、駐車場へ着いたのは15時10分だった。 22649歩