2020年11月8日 吉野山
いよいよ1000m以下の山々も紅葉シーズンに入り、その第一弾として吉野山へ。吉野山は全国的に桜で有名だが、紅葉もなかなかだと聞いていた。この時は奥千本辺りが見頃で、あまり下の駐車場に停めると車道歩きが長くなるということで、中千本の日乃雄駐車場に停めた。9時45分、金峯山寺蔵王堂。不動明王の特別拝観期間中だったので、拝観経験のある山友夫妻にちょっと待ってもらって私たちだけ間近で三体の青不動様を拝見したのだった。この日は東南院と合同で護摩供養が行われるため、その準備の真っ最中だった。東南院。 ここの秘仏の特別拝観は無料だった。10時5分、吉水神社。次に目指すのが吉野水分(みくまり)神社。そろそろ紅葉が出てくる。山茶花も。マツカゼソウも。金峯山寺からずいぶん上がってきた。11時20分、水分神社。11時50分、高城山。休憩所があり、そこでお昼ご飯にした。残念ながら日差しが無くなってしまったが、この辺りがこの日一番の紅葉スポットだった。12時35分、金峰神社の修行門。吉野が大峰奥駈道の始点であることを再確認する看板。金峰神社下にある義経の隠れ塔。13時5分、西行庵。この辺りにも綺麗な紅葉が有った。13時15分、奥千本苔清水で滝修行するカエルの親子(笑)。13時20分、四方正面堂跡。この辺りでたくさん咲いていた(?)綿毛と花。これも名前が分からない。葉と花の雰囲気はミカエリソウっぽい。13時35分、安禅寺蔵王堂跡。看板右の桜の若木には名札が付いていて、この木を寄付(?)した人なのだろうか?ここには名札の付いた木がたくさんあった。本当は青根ヶ峰まで行くつもりだったが、車道歩きで疲れたのでここから引き返し、途中から如意輪寺へ回ることにした。少し下ると、蔵王堂前から煙が上がっていた。護摩供養の最中のようだ。稚児松地蔵経由で如意輪寺へ。滑りやすい急坂を下るのが一苦労だった。14時45分、如意輪寺。本堂の裏山にある後醍醐天皇の御廟に参拝した。京都のある北を向いているというのが何とも哀愁を感じる。如意輪寺から下っていると、コウヤボウキの群落が有ったのでまたまた撮影タイム。如意輪寺と大イチョウ。お茶の花。駐車場近辺はかなりの人出になっていて、下千本の駐車場までは一方通行。一方通行でも狭い道を、歩いている人に気を遣いながら運転した夫はさぞ疲れたことだろう。でも、義経も西行も後醍醐天皇も訪れたこの吉野、今も大人気なのはわかる気がした。 23694歩