2022年5月22日 晴天の稲村ヶ岳で初めてのオオミネコザクラ。
イワカガミとオオミネコザクラをどうしてもこの目で見たくて稲村ヶ岳へ。久しぶりに朝6時に出発。前回、母公堂前のトイレが使えなかったので、観音峰登山口でトイレ休憩をして母公堂へ。8時ちょっと過ぎだったにも関わらず母公堂の駐車場は既に満車。ちょっと上の路肩に数台停まっていたのでその列に加わった。8時20分、母公堂で登山の無事を祈願して歩き始めるとクリンソウが目についた。堂守さんに聞くと、近くにクリンソウの大群生があるらしく、それに負けないように増やそうとしているとのことだった。ホウチャクソウ。フタバアオイの花。ネコノメソウ。花弁が散りかけのヤマシャクヤクもかろうじて一輪残っていた。今回は金剛山や二上山と違い、歩く時間も移動時間も長いからと法力峠まではお花の写真を撮るのをかなり我慢したのだけれど。9時35分、法力峠。コアジサイの蕾はまだまだ固い。ギンリョウソウはかなり傷んでいた。エンレイソウも有ったが遠くて望遠で。10時10分、水場。通称「パオーン杉」。杉林の中にあるからだと思うけれど、鼻先の葉を見るとヒノキのような気がする。だからか、「パオーン桧」と書いている人もいる。可愛いコケたち。これはミヤマシキミ?スミレ。枯れすすきの観音峯展望台から新緑の観音峯山頂。この風景を撮る夫。ちょっと危険個所。ヒメイチゲの花の後?ワチガイソウも現れた。11時20分、晴天の稲村小屋。ここから山頂方面ではキャンプや食事は禁止されているので、ここでお昼ご飯に。昨夜ここで露営した方たちが、私たちを含め大勢の人が食べている中でテントを畳み始めたのには閉口したが、一応風下でテントをはたいていたので良しとしよう。12時、山頂を目指して登山再開。途中で見た大日山。(仲間内ではエネゴリ君)大日トラバースで、登山者が入れ代わり立ち代わりカメラを向けているのはやはりオオミネコザクラ。これは?ワチガイソウ群生。コミヤマカタバミ。オオカメノキ。ツクシシャクナゲ。ハウチワカエデの花。大日キレットから見た大普賢岳。同じく山上ヶ岳。イワカガミは咲いている株は少なかった。12時55分、稲村ヶ岳山頂。山頂から見た弥山・八経。下りも長いので撮影が終わると早々に下山開始。またね~、エネゴリ君。山友さんによると、ルイヨウボタンの花の後だとか。タデ系?ムラサキサギゴケ。ウワバミソウ。16時10分、路駐した車の横にヒメフウロ。今回嬉しかったのは最後まで青空だったこと。雨が降りそうだからと稲村小屋で引き返したことの方が多かったからだ。雨で濡れていたら滑るだろうな~と思われるところも数か所あったし、前来た時こんな大きな岩を乗り越えたかな~と思ったところも有ったけれど、何とか目的のオオミネコザクラや咲いているイワカガミを見ることが出来た。今の季節はやはりオオミネコザクラ目当てだろう、登山者が多かったので、すれ違いや追い越しで道を譲る場面も多く、これも時間がかかった理由の一つ。でも、今回は本当に大満足の山行だった。 26273歩 ハモ鍋