2022年5月29日 行者還岳にシロヤシオを見に。
夫が6月13日に白内障の手術をするので、それまでにお山に行けるのはあと2回。今の時季に毎年見ているお花は、行者還岳へ行く途中のシロヤシオと観音峯のベニバナヤマシャクヤクなので、まずは行者還へ行こうということになった。今年は国道309号線が行者還トンネル西口手前で土砂崩れによる通行止め。トンネルが東口で封鎖されているので西口駐車場へ行けず、東口辺りの路駐が多いだろうといつもより30分早く5時30分に出発した。8時15分に到着して楽々駐車。ガードレールのそばにフタリシズカ。いつもの場所にギンリョウソウが無かったが、イチヤクソウを発見。急坂を上ると、ようやくギンリョウソウに出会えた。いつもの迷彩ではなく、ボーダー柄のブナの幹。ブナの実。9時、千年ヒノキ。大普賢岳~和佐又山もくっきり。タイタン広場。この辺りのシロヤシオは既に終わっていた。9時40分、奥駈け道90番分岐。満開なら真っ白に見えるシロヤシオの木が白くない。青空と八経ヶ岳・弥山から頂仙岳にかけての稜線と満開のシロヤシオを撮りたかった。青空と行者還と大普賢にかけての稜線と満開のシロヤシオを撮りたかった。満開!と思えたのはこの1本だけ。今年は裏年なのか、行くのが遅かったのか、落ちている花弁が少ないのに咲いている花が少なく、花弁が茶色く傷んでいるのも多くてちょっと残念だった。なので下を向いて歩くことが多くなる。ヒメレンゲ。マリモの様。カマツカ。大台ケ原方面も綺麗に見えた。10時40分、行者還避難小屋。ここで見つけた綺麗な蛾。時間も早いので山頂へ行くことにしたのだが、膝が心配だという山友の奥さんがここでお留守番。この水場辺りがちょっと危険箇所。ここを登るとようやく綺麗に咲いているシロヤシオを見ることが出来た。いつも国道309号線64番ポイント付近から見るナメゴ谷も見える。シャクナゲはほぼ終わり。11時15分、行者還岳山頂。日本で唯一女人禁制の山上ヶ岳。釈迦ヶ岳~弥山。山頂から小屋を見下ろす。大普賢から行者還にかけても奥駈け道。タニギキョウ。再び小屋に戻りお昼ご飯。12時30分、下山を開始した。バイケイソウ群落の中を戻る。バイケイソウも蕾が少ないような気がする。帰りに咲いていたクサタチバナ。他は蕾ばかり。咲き残っていたヤマシャクヤクも見つけた。花の終わったギンラン?ウツギの仲間?何とかシロヤシオと八経・弥山を一緒に撮った。最後に私の大好きな朴の木の巨木。14時20分、駐車地着。お疲れ様でした…なのだけれど、往路の車中で見たのはジギタリスだったのかどうかを確認するために一時停車。やっぱりジギタリスだった。どんどんはびこってきているのだ。今回の山歩きは、ギンランも終わっていたし、シャクナゲやヤマシャクヤクも最終盤。でもまあ今日も出がけから帰宅まで快晴だったし、良い運動が出来た。 18966歩 焼肉・・・おまけ 我が家が唯一自慢できるのが真っ赤なアジサイ。なのに、今年は昨年の剪定に失敗し、見事に全く一輪も咲かなかった。もう一鉢のガクアジサイも同様…。寂しい花壇を嘆いていたら、山友さんがデンドロビウムをくれた。昨年から山でもランを探していることが多いので、本当に嬉しい。我が家にやってきたこのラン第一号を枯らさないようにしなければ。