2022年9月4日 金剛山(高天から郵便道)
暑い夏はどうもゆる~い山歩きになってしまう。だが、我が家の毎年の一大イベント、秋の長野遠征(今年は八ヶ岳・赤岳)を控え、そろそろトレーニングをしなければと滝汗覚悟で金剛山へ登ることにした。トレーニングとは言え、やっぱり季節のお花が気になるので、ヤマレコユーザーさんのレコを参考にお花探しをして、案の定いつものゆっくり登山になってしまった。いくつも有る金剛山登山ルートのうち、この日は以前途中まで行った郵便道を登った。この水車の所から登る。高天滝。今の季節、このコースは虻が多いようだ。知らないうちに足に止まっているのに気づき、追い払ったもののそれからもずっと追い回されて体力をかなり消耗した。見たかったヤマホトトギスは見られなかったが、ヤマジノホトトギスは沢山見たし、カリガネソウやフシグロも咲いているのを見られてこの日もまあまあ満足。ヤマジノホトトギス。カリガネソウ。アキギリ。アキチョウジ。キノコ。花が似ているゲンノショウコとコフウロの葉っぱの見分け方がよくわからず、山友さんがミュージアムで聞いてくれて納得した。ゲンノショウコは葉の根元がくっついているし、花終わりのミコシグサがある。コフウロは三つ葉の根元が完全に分かれている。これは葉っぱが映ってないけど、赤花ゲンノショウコ。フシグロセンノウ。フシグロ。ツルニンジン。雲行きが怪しくなってきたので一の鳥居から山頂広場方面へは行かず、ここから引き返した。郵便道分岐。帰りはたぶん虻が居ないだろうマツバカケ道で。下山時、ヤッホーポイントを過ぎた辺りから雨がポツポツ。不動明王さんのお参りもさっと。既に汗でびしょびしょだからと小雨の中下り、害獣避けの柵を出た辺りで傘を差した。民家近くで見たお花たち。ニラ。ミント。センニンソウ。ボタンヅル。花はセンニンソウと似ているが、これも葉っぱが違う。ツルボ?。これは?そういえば、私たちが登っている時にたくさんの人にすれ違ったから、皆さん朝の涼しい早い時刻から登り始め、夕立が来そうなお昼過ぎまで山でうろうろしない賢い登山をされているとまたまた反省。ただ、駐車場に着くころには雨も上がり、車の後部座席で上着を着替えて帰宅した。ヤリスク〇スの後部座席のUVカットフィルムの色が濃く、綺麗な景色が見られないとブーブー言っていたが、人目につかずに着替えられると良いことも見つけた。 21140歩 ハモ鍋