猫と財布に優しい生活

手術から7日目の朝。
自発的にベッドから飛び出しました。
元気に食べたり飲んだりする音が、まだ布団にくるまっている私の耳に聞こえてきます。

気分が良さそうなので大好きなオモチャを目の前にポン！
でも、チラリと見ただけで手を出しません。
まだまだ本調子ではないようです。

ふと気がつくと、3針ぐらいのキズ跡が見えていて、そこを舐めています。
これはマズイと、カラーを装着。

人間が仕事に行っているあいだは、寝室で留守番です。
布団にもぐりこめば暖かいのですが、カラーがあるともぐれません。困ったな。
段ボールに布団をかぶせて、テントのようにしてみましたが、昼に一時帰宅した同居人によると、結局布団の上でグーグー寝ていたそうです。

帰宅して、寝室のドアを開けて呼ぶと、すぐにこちらにやってきました。
反応が速い！ 元気そうです。
カラーをはずしてお皿の前に連れていくと、ドライをパクパク食べました。

食後の身づくろいで、お腹も舐めはじめたので、再びカラー装着。
20分程度ではずします。
そばについていてやれるときは、ずっとカラーをさせなくても、キズを舐めそうになったときだけでよいわけです。

手術後初めてやったこと。

　・ドアノブに飛びついて、ドアを開ける。
　・テーブルの上に乗る。
　・同居人のパソコンラックに昇る。
　・私の背中や肩に乗る。
　・甘噛み。

手術前に比べたらまだまだおとなしいけど、この子本来の姿が、少しずつ戻ってきました。