テーマ:猫のいる生活(138382)
カテゴリ: 〓 通年
昨日の記事にも書いた「チュパチュパ」。
写真ではわからないけど、実はものすごい力でブチューと吸いついています。 引き離そうとしても、マダニみたいに(笑)引っついて離れません。 もちろん、首からオッパイなんか出てないですよ。 自分でヨダレをダラダラ出して、それをジュルジュル吸い込んで。 吸われたところは、まっかっか。 家族はヤメサセロと言ったけど、こういうクセがあるほうが里親さん宅でも可愛がられるだろうと、あえて直しませんでした。 どうせ、こういうのは小さいときだけ。そのうち自然に卒業するでしょ。 ところが・・・ 9月(生後5ヶ月)になっても、写真のとおり。 前足でグイグイと揉みながら、よだれダラダラ、ジュルジュル。 その凄まじさを、写真のブレからお察しください。 10月、チュパチュパの後、なんだか首に痛痒い感覚が。 まあこれだけ赤くなれば、少しくらいヒリヒリするかもね。 なんか、赤いところが、こんもりと盛り上がってきました。 かぶれたみたい。どうしたらいいのかな。 ネットで検索しても、猫のヨダレでかぶれた事例は見つかりません。 「メンタム塗っとけ」と家族。そうだ、メンソレータムがあった! 塗ってしばらくすると、グワーッと痒みが。 風邪のときに胸に塗ると、塗ったところが熱くなりますよね。 それと同じで、薬効成分が効いてるんだな~。そのときはそう思いました。 ただ、塗ったところを舐めたり吸ったりされることを思うと、メンソレータムでは心配です。 主成分はワセリンなので、ワセリンを買ってみました。 でも動物病院で「ネコの口にはいっても大丈夫ですか?」と訊いたら「ダメ!」。 しょうがない、カユイぐらいはガマンしよう。 でも、12月になったら、カユミで眠れなくなりました。 1月になったら、肌がガサガサに。 あんまりガサガサなので、自分でガリガリと爪とぎ?したりして。 治るわけないですね。 ついに皮膚科へ。 診断は、「ヨダレにかぶれて、塗った薬でさらにかぶれたのでしょう」 塗り薬を出してくれるといいます。 「ネコの口にはいっても大丈夫なものですか? 塗ったところを舐めたりしても大丈夫ですか」 「大丈夫です」 「肝臓が悪いネコでも大丈夫ですか? 慢性肝炎といわれています」 先生、ちょっと考えて、「大丈夫です。チューブ1本食べたりするのでなければ」 で、処方されたのが「ネリゾナ軟膏」というもの。 大丈夫といわれても安心する気になれなかったけど、さすがステロイド、何ヶ月も耐えてきた痒みやガサガサが、たった2日で消えました。 これなら、もっと早く受診すればよかった。 完治するまでには、さらに何ヶ月もかかりました。 薬を塗ったところは治るのですが、その周辺に炎症が広がっていくんです。 だんだん後ろのほうに炎症が移動し、結局、首を一周して落ち着きました。 あとで調べたら、「かぶれ」にメンソレータムはNGなんですね。 注意書きに書いてありました。 もし、猫のヨダレでかぶれたら・・・ こんなふうに重症にならないうちに、早めに皮膚科に行きましょう。 メンソレータムは塗っちゃダメですよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月14日 21時03分49秒
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