2197949 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

猫と財布に優しい生活

猫と財布に優しい生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006年06月23日
XML
重曹のこと、調べてみました。

まず、化学式は NaHCO3
Na を1コ含む点が、食塩(NaCl)と共通しています。

それから、分子量。
食塩 58、重曹 84 だから、重曹のほうが重い。
あ、小数点以下は省いてますので。

食塩 58g に含まれるナトリウムは、重曹だったら 84g ということ。
同じ重量だったら、重曹のほうが塩分が少ない(約7割)といえますね。

さて、化学式に「Na」が付いていても、水に溶けてイオン化しないと、ナトリウムイオンになりません。
食塩が水に溶けやすくて、重曹が溶けにくいってのはわかってるけど、サイトによって溶解度の数値がビミョーに異なるんですよ。
信頼できる数値を今さがしているところです。

(7/1追記:胃酸と反応するので、水への溶解度はあまり関係ないのでした・・・・・・詳しくはその4にて)

ねずみねずみねずみ

それと、もう1つわかったこと。
よく「料理にも使うから安心」っていうけど、それって、重曹の加熱分解。
重曹の水溶液は、65度以上で急速に分解します。
このとき二酸化炭素を放出するから、生地が膨らんだりするそうです。

2NaHCO3(重曹) → Na2CO3(炭酸ナトリウム) + CO2(二酸化炭素) + H2O(水)

お料理に入れた重曹は、食べるときには、もう重曹じゃないのだ~~~!
重曹を使ったものを食べるのと、重曹を経口摂取するのとは、分けて考える必要がありそうです。

ねずみねずみねずみ

で、重曹と食塩で検索していたら、まさにその、重曹と食塩の経口毒性を比較するページを見つけてしまいました。
「重曹のLD50値は食塩に比べて大きく このことは 重曹の経口毒性が食塩に比べて低いことを示しており・・・・・・」

LD50 って何かと思ったら、「半数致死用量」ですって。
わかります?

以前に「ヘナと私」の記事で、こんなことを書きました。
「ネコの胃にヘアダイを流し込んで5時間後に何匹死ぬか なんて実験があるときくと、ネコにすまなくて買えません」
そういう実験のことです。多分。
この物質をこの動物に、どれだけの量を投与したら、死亡率が 50% になるか。
その量を見きわめるための実験。

ラットで出した数字が、重曹 4220mg/kg、食塩 3000mg/kg。
食塩では 3000mg までしか耐えられないラットが、重曹だと 4220mg まで耐えられる。
これは重曹の安全性を示している。そういうことです。


う~ん・・・・・・・
知りたかった答の1つではありますが、こういう形で知るとは思いませんでした。
死んだラットも、死にきれなかったラットも、どんなに苦しかっただろう。

ねずみねずみねずみ

今までわかったことを総合すると、重曹が無害かどうかはともかく、食塩よりはずっと安全に思えますね。
でも、最後に1つだけ確かめてみよう。

ラットの実験結果を、分子量で割ってみました。

食塩 3000 ÷ 58 = 51.7
重曹 4220 ÷ 84 = 50.2


あら~~~ほとんど同じ数字!
てことは、致死量における分子の数が、一致するってこと。
分子の数が同じなら、ナトリウム(つまり塩分)の量も同じ。

食塩か重曹かに関わらず、ナトリウムで、結果が出ているのなら!
だったら、重曹 8.4g と食塩 5.8g は同じ危険と考えなくてはいけません。
大さじ半分強と小さじ1強・・・・・・あんまり違わないような気も・・・・・・


化学なんてウン十年ぶりなので、根本的な勘違いしてるかもしれませんが。
アタマ疲れた・・・・・・とりあえず今日はこのへんで。


(ネコに重曹、大丈夫? その1 その3 も見てね)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年07月01日 21時03分07秒
コメント(3) | コメントを書く
[★猫に重曹、大丈夫?] カテゴリの最新記事


PR

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
X