テーマ:犬・ネコの健康(633)
カテゴリ:2007ペットフードリコールとその後
つい一昨日の 記事 で「中国から輸入された、白い粉末状の穀物タンパク製品」が原材料に含まれているかどうかがポイントだと書いたばかりですが・・・・・・
「中国から輸入された、粉末状の穀物タンパク製品」に訂正します。 南アフリカで、コーングルテンからメラミンが検出されました。 やはり中国から輸入したものだそうです。 アメリカ獣医師4/19付プレスリリース(英語) コーングルテン。ほとんどのドライフードに使われている原料ですね。 汚染小麦グルテンや汚染ライスプロテインを中国から輸入してしまった米ペットフード界、コーングルテンミールは大丈夫でしょうか。 でもアメリカは、世界最大のトウモロコシ生産&輸出国です。 生産したトウモロコシの半分以上は米国内で飼料になり、輸出するのは生産量のほんの一部にすぎません。 その「ほんの一部」の輸出で、世界シェアの 7割を占めているんだから、国内の「飼料用トウモロコシ」ってのはいったいどれだけあるんだか! だからでしょうか。汚染コーングルテンが見つかったのは、アメリカではありませんでした。 ヨハネスブルグ・・・・・・アフリカですよ!! あくまでも私個人の素人考えですが、アメリカのリコールに汚染コーングルテンが加わってもう全滅・・・・・・って可能性、ほとんど無いと思います。 絶対無いとは言えませんが、汚染があったとしてもきわめて小規模にとどまるんじゃないかと。 下流から上流を汚染するようなものですから。 それよりも。 日本って、世界最大のトウモロコシ輸入国・・・・・・? 小麦、コメ、コーンのほかにも、フードに使われる穀物タンパクはまだあります。 手持ちのフードの原材料と製造場所、確認しておきましょうね。 原材料表示は、日本では「80% ルール」なので、全てが記載されているとは限りません。 海外メーカーなら、面倒でも本社のサイトを訪ねましょう。 1週間以上食べていてなんともなければ、そのパッケージ(ロット)は大丈夫です。 過剰反応せずに情報を追ってくださいね。 (5/5追記:工場内での 2次汚染で、中国産穀物原料不使用の製品からもメラミンが検出されました) 自衛のために (1)工場出荷直後のモノは与えない (2)まとめ買い (3) フード切替は月曜日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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