テーマ:犬・ネコの健康(633)
カテゴリ:2007ペットフードリコールとその後
1/19 更新
ペットフードではなく肥料ですが、農林水産消費安全技術センターの立ち入り検査で、昨年10月に「メラミン及び関連物質の検出」により指導された事例が2点あったことがわかりました。 9月以前には検出例が無く、今回初めて検出されたことになります。 今まで検査項目になかっただけかもしれませんが。 同じく農林水産消費安全技術センターのサイトで、「メラミンの試験法」のページを見つけました。 FDAメソッドによる方法と、簡便法が紹介されています。 簡便法では、適用範囲が「副産植物質肥料となっている次のもの 大豆タンパク、米タンパク濃縮物、コーングルテンミール、小麦グルテン、馬鈴薯タンパク」。 肥料といっても、ペットフードの原料でおなじみの顔ぶれじゃないですか! 水で溶かしてろ過して、シアヌール酸を入れるだけ。試薬さえあれば小学校の理科室でも OK です。 「メラミン+シアヌール酸」で不溶性の結晶ができる(これが腎臓で目詰まりして多数のペットが腎不全になった)わけですから、シアヌール酸を入れてみて白濁すればメラミンがあるかもってことになるんですね。 言われてみれば、目からウロコ、コロンブスのタマゴ! ただし、ガスクロマトグラフ質量分析計で測定するのと比べたら、ホントに小学生の実験みたいなもので・・・・・・ 「当社のペットフード原料にはメラミンが含まれていないことを確認済みです」って宣言しているメーカーさんたち、まさかこんな簡易な方法だけで済ませてはいないですよね? 外部検査機関による報告書を公開しているところなら、まぁ安心だと思いますが。 政府・業界団体・メーカー
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最終更新日
2008年01月19日 23時31分42秒
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