テーマ:☆動物愛護☆(3964)
カテゴリ:「北京で猫が大虐殺されています」を考える
ちょうど 1年前の今頃から、ペットフードのリコールを追い始めました。
日本ではほとんど報道されませんでしたが、海外ではすごい過熱ぶり。 でもその内容は、必ずしも正確とは限りませんでした。 だからこの「猫と財布」では、マスコミ報道ではなく、メーカーの公式発表や FDA(米食品医薬品局)、政府機関を徹底してウォッチしていたんです。 マスコミが何か書いても、ソースが FDA発表なら、そのソースを直接見るほうが確実なんですよね。 さて、一昨日の「RE:北京の猫を助けてください。」の続きです。 この件の特徴。ソースが「新聞記事」で止まってしまうこと。現地の声が聞こえないこと。 ネットでは盛り上がっていますが、そのソースをたどると、ごく少数の新聞報道に集約されます。 つまり、私も含めてほとんどの人は、新聞記事からの伝聞で「大変だ!」と騒いでいることになります。 写真についても、一昨日書いた通りで。 犬の大量虐殺のときに「他国にヘルプを求めようとする中国人により撮影された」写真(ヘルプアニマルズさんのサイトにあります)のような、一目瞭然!疑う余地なし!っていう画像が、今回は見当たらないんですよね。 不思議です。 グーグルで、「北京より 猫」というキーワードを入力してみてください。 北京に留学していた。北京に赴任していた。現在北京に住んでいる。 そういう北京に縁のある方々で、猫を飼っていたり、ハンドルに「猫」とつくような方々。 つまり「北京通のネコ好きさん」のサイトがたくさん見つかります。 そういう方々のブログを訪問して、最近の記事をチェックしてみましたが。。。 この件に関しては1つの記事も見つかりませんでした。 不思議ですね。 現地がそんな状況だったら、こういう方々が真っ先に情報発信するのではないでしょうか。 こういう記事を見つけました。昨年11月の読売新聞だそうです。 富める北京に野良猫や野良犬急増、五輪控え市は管理強化 最後の1文。 「このままの状態が続けば、五輪前に大規模な捕獲処分が始まるのでは」との懸念も広まっている。 ということは、少なくともこの記事が書かれた時点では、「大規模な捕獲処分」というほどのものは無かったことになります。 それが、今、始まっているのかもしれませんが。。。 ちなみにこの記事をお書きになった記者さんのプロフィールはこちら。 下のほうにはメルアドも……いえ、別に、そそのかしてるわけでは。 現在も北京に駐在していらっしゃるので(ニュース検索でググって確認)、チベット問題と並行して「猫」の続報も!とテレパシーでお願いしましょう。 そういうわけで、この件については、いまいち判断材料が足りません。 これから続々と“裏づけ”が出てくるでしょうか。 ネットでヒートアップすれば「北京通のネコ好きブロガーさん」たちが反応するでしょうから、しばらく様子を見てみようと思います。 検索キーワードは、前述の「北京より 猫」のほか、「北京の友人 猫」「北京の知人 猫」など。 深入りの意思のある方は、ぜひ現地のナマの情報を仕入れてみてください。 いっそのことガセなら嬉しいのですけどね。 毛皮や cat meat の問題が中国に存在するのは事実ですが。。。 5/10追記:この記事の内容については、さらに新しい情報があります。 こちらもお読みください→北京での虐殺の真偽について 猫に優しいミニ情報【川崎】譲渡会 毎月第3日曜日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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