猫と財布に優しい生活

もう何年も前、メールの添付ファイルで感染するウィルスが猛威を振るっていた頃のこと。
某 系ML で、ある日突然、10通ものウィルス添付メールが流れちゃって。

対処方法がわからなくてパニクる人。
ML と DM を混同して騒ぐ人。
コワイといって退会する人。

大変な騒ぎになりました。
感染して自分の PC からあちこちにウィルスを送っちゃった！って怒ってる方もいらっしゃって。

正直な感想……
スパム対策を怠ってウィルスを撒き散らすって、不妊手術を怠って産ませちゃうのと違わないと思うんですけど。
避妊去勢の重要性を説く立場の人たちが……以下略。


まぁ、目の前の のことが最優先で、それ以外の知識やスキルを身につける時間なんてないってのが現実でしょうし、エラそうに私がこんなこと言えるのも“現場”での活動をしていないからなんですが。

でも、活動をしている方がこういうことで信用を失墜したら、里親探しに大きく響き、保護ネコや保護イヌの運命に影響しますからね。

とりあえず、自分のところに来たヤツはくいとめる。繁殖させない。
猫もウィルスも同じです！





突然こんなことを思い出したのはなぜかというと。
昨夜、ある愛護サイトの HP が改ざんされているのに出くわしたから。←復旧済み（3/11確認）

AVG（セキュリティソフト）の警告で気がつきました。
夜中にパパがゴソゴソ調べましたよ。

ソース画面のキャプチャー画像、サイトを特定できる部分をぼかしてメールしてきた……ってことは、ブログに載せろってことだよなぁ。（笑）



この42行目に注目。


1)　サイトを改ざんして不正な iframeタグを挿入する手口。
　「iframe 改ざん」でググると、いろいろわかるかも。

2)　グーグルが提供するウェブ解析ツールで「Google Analytics」というのは実在します。
　でも、よ～く見てください。スペルが違いますね。（※）

3)　西サモア（Western Samoa）の国コード。

4)　iframe で表示されるサイズですが、幅も高さもゼロ値。
　そのあとのframeborder（枠）もゼロで、つまり閲覧者にはまったく見えません。

※ 6/3追記:「Google Analytics モドキ」がまた動き出したようです。
世界2000サイトが改ざん被害、新手の悪質コードで攻撃か （IT media News 6月2日）




iframe について。
「猫と財布」の読者の皆さんなら、コレが一番身近な例かと。

この楽天ブログでは「iframeタグ」が使えないので、静止画のサンプルを貼ってますが。
本当は、119ピクセル × 228ピクセルのフレームの中に、次々に新しい情報が送られてくるんですよね。

iframeタグはこういう素晴らしい使い方もできるけど、残念ながら、悪意のあるファイルを呼び込むのにも利用できるわけです。





えっ？ 「ある愛護サイトの HP」ってどこなのかって？
楽天ブログじゃないです。楽天で iframe は使えないし。

でも、楽天の「ペット」カテゴリで常に上位にランクインしている人気ブログからも、リンクされているサイトですので……
不安な方は、ご自分のマシンのセキュリティをチェックしてみてくださいね。



「あたし、ウィルスとおんにゃじですか？」

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猫に優しいミニ情報【南アルプス】譲渡会 第1・第3日曜