テーマ:犬・ネコの健康(634)
カテゴリ:★猫に優しい化学の勉強
一昨年の記事 「コロイダルシルバーによる中毒事例」 にコメントを頂いたので、2週間前に見かけたニュースをご紹介しておきます。
このブログの過去記事 「ナノ粒子」は子猫である と合わせてお読みいただけると嬉しいで~す♪ コロイダルシルバーはナノ粒子なのかって? 「コロイダルシルバー ミクロン」でググると、「直径 0.0001ミクロンの粒子」とか「0.004~0.107ミクロンの超微粒子」って書いてありますね。 それがホントなら、厚生労働省の「ナノマテリアルの安全対策に関する検討会」の資料「各ナノマテリアル概要(pdf)」で取り上げられているナノ物質と同等の大きさです! ナノメートルはミクロンの 1000分の1なので、 0.0001ミクロン = 0.1ナノメートル 0.004~0.107ミクロン = 4~107ナノメートル になります。 ん ミクロンだと、どれも小数点以下だから気がつかなかったけど。 ナノメートルに換算してみると…… ずいぶん幅があるなぁ。0.1 と 107。 1000倍以上違うじゃん。 しかも。 このサイト見たら、0.1ナノメートルって、原子の大きさ。 「分子を操る」 神戸研究所 未来ICT研究センター 原子のなかでもデカいほうだよな、重金属だから……と Wikipedia 見たら。 銀の原子半径は 約160ピコメートル。つまり 0.16ナノメートル。 銀 - Wikipedia 「0.0001 ミクロン」の商品では、銀の原子が完全にバラけて、原子よりも小さい微粒子になっているんでしょうか あ、それと。 ミクロンって、公式には 1967年(40年以上前!)に廃止された単位なんですよ。 現在は「マイクロメートル」を使います。 専門知識のある人なら今どきミクロンなんて使わないんじゃ。 太古の販売資料を使いまわしているんでしょうか……それとも <参考サイト> 猫に優しいミニ情報4/27【青山】ドネーションパーティー 申込4/23まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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