猫の捜索願いを警察に＠昭和32年！

2010年03月22日

今月の図書館本＆DVD で、ネコ的に面白かったもの。

	毒舌とおふざけと知的な話が入り混じって面白かった。最初の対談相手が、資生堂の研究所の所長だったという経歴の持ち主。動物実験の話も出るか？？と緊張しながら読んだけど、今は代替法が主流だよ～みたいなアッサリした感じでした。
	身につまされる内容なので、飛ばし読みしかできませんでしたが。失踪のためにポスターを作り、新聞にチラシを折込み、警察に捜索願いを出し、NHK のラジオにも取り上げられた。昭和32年という時代を考えると、すごいことです。の首輪。必要悪だとわかっていながら、ハゲや膿皮症を目の当たりにすると気の毒で、しばらく外していました。この本をきっかけに再装着。ハゲや痒みじゃ死なないから我慢しておくれ。
	絵が美しいので、残酷なはずのシーンでも正視できました。ショッキングな場面も、こういう筆致のアニメなら、淡々と事実だけを伝えられます。愛護系の広報ビデオ制作の参考にいかがですか？
	図書館 HP で検索したらヒット。以前は見つからなかったのに。誰かがリクエストしてくれた？それとも寄贈？ありがとうございます。宮崎の動物行政を大きく前進させるきっかけを作った、偉大な。処分日を延ばしてもらえなかった仲間たちの分まで、がんばれ。
	80円切手 1枚分で 1人の命を救えると書いてあり、コスパの良さにビックリ。その部分の文章を、黒柳さんの公式HP で読むことができます。 http://www.inv.co.jp/~tagawa/totto/hope.html 振込先も載ってますよ。 80円って、ネコ活動だったら、猫缶1コ分にしかならないですね。その猫缶で助かる命もあるだろうけどそれでも私はのほうを支援します。ごめんなさい。
	写真集というからズッシリしたものを想像していたら、意外と小さな本でした。上の「奇跡の～」もそうだけど、愛護系って、ムズカシイ。自分じゃあまり読みたくないってのがホンネ。皆様にはオススメします
	タイワンザルが塩狩峠火事のとき、誰もポチ子のことを思い出さなかったのが、哀しい。