猫と財布に優しい生活

＜タイプA＞

■猫の不妊・去勢手術費助成について■ 受付期間：4月15日～ （予算がなくなりしだい終了とさせていただきます）

＜タイプB＞

■猫の不妊・去勢手術費助成について■ 11月分の受付は終了しました。 12月分は 1日から受付を開始します。

えーと、気の弱いワタシとしては。
＜タイプB＞ のほうが、断然スキです
「12月になったら来てくださいね 待ってますよ～」
って招かれてるみたいで、カレンダーの12月1日にマルをつけたくなります。

一方、＜タイプA＞ は・・・
「アンタ今ごろ何いってるのっ？
　あんなのもともとたいした予算じゃないんだしとっくに締め切っちゃったわよ！」
な～んて言われたらどうしよ～～と思うと、足がすくみます。


いじょ、前置き。ここから本題。


東京23区内では、墨田区 が月ごとのシステムつまり ＜タイプB＞ で、気に入ってたんですけど。
先日、足立区のページを初めて見て、さらにさらにカンドーしちゃいました

• 足立区 猫の不妊去勢手術費助成制度 の受付を開始します
  http://www.city.adachi.tokyo.jp/007/d05400147.html

毎月1日より受付開始。上限は、月5匹。このへんは墨田区と同じ。
実施期間が 5月～1月だから、フル申請すると、1人で 1年間に 45匹分 OK ってことになります。
ただし金額的にはあまり多くないので、45匹も手術させたら持ち出しが大変だと思いますが

で、足立区がとにかくスゴイのは。
ページの一番下にオマケのように載せてるこの表。

各月の受付予定頭数

月	不妊(メス)	去勢(オス)
５月	２５０頭	１５０頭
６月	２００頭	１６０頭
７月	１６０頭	９０頭
８月	１６０頭	９０頭
９月	１６０頭	９０頭
１０月	１８０頭	１１０頭
１１月	１８０頭	１１０頭
１２月	２００頭	１２０頭
１月	２００頭	１２０頭

初めて見たとき、目を疑いました。
ケタが違う。
180 とか 200 とかって、普通の自治体の「1年分」ですよ。
それを、毎月毎月・・・

これ全部足したら・・・2,730頭

計算してみると、毎月ほぼ 100万円、総額で 884万円の予算を組んだことになります。
それだけ大きな問題を足立区がかかえているってことかもしれませんが。。。
それにしても、すごい。

何千匹単位での大規模TNR という夢の実現。
いいかげんなお役所仕事でできることではありません。
この小さな表から、行政の「本気」が伝わってきて、嬉しくてたまらない。

さらに。
毎月何十人もの人が申請に訪れ、年間 2千匹もの猫データが集まるんだったら。
ネコ活動の超強力な拠点として、期待しちゃいますよ＞足立保健所


次回の申請受付は12月1日から。
飼い猫さんも、飼い主のいない猫さんも、OK です。
足立区民の皆さん、ぜひぜひご利用くださいね♪