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猫と財布に優しい生活

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2011年07月21日
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カテゴリ:東日本大震災

先週の記事で、「政府公認オフサイトセンター主導動物救助チーム」の名称が一日にして消えたことを書きましたが。。。
実は名称だけでなく、日程も連絡先も、何回も更新されていたんですよね。

今またちょっと問題になってるみたい・・・なので、わかる限りのことを出しておきます。



まず、最初はコレ。
これは、Googleリーダーにログが残っていました。

110703富岡.gif

そして、変遷の様子。
毎日記録をとっていたわけじゃないので、わかる範囲だけですが。。。

日付チーム名日程電話FAXメール
7/3
公開
福島県警戒区域内動物救援チーム7/16~18の3日間090-9200-212*
080-5197-626*
03-3756-626*-
7/12
更新
政府公認オフサイトセンター主導動物救助チーム7/16~17の2日間0422-59-009*
090-2404-176*
0422-59-021*RESCU*@eien-friend.com
7/13
更新
福島県警戒区域内動物救助獣医師チーム 〃0422-59-009* 〃削除
7/15
削除
全体削除

15日の削除は、突然でした。
申込締切の最終日だというのに、朝から消えていました。

すでに満杯で断られたという情報もあったので、そのせいかと思いましたが、それにしても異様な感じがしました。
今にして思えば・・・


では、色をつけて解説してみます。

   VAFFAの正式名称。
   実際の活動日程。
   VAFFAの「主たる所在地」にあるクリニックの電話・FAX。
   「ROSSAM株式会社」とその関連会社の電話・FAX。
   「福島原発動物本気で救う会」の電話。
   不明。(「福島原発動物本気で救う会」の可能性高)
日付チーム名日程電話FAXメール
7/3
公開
福島県警戒区域内動物救援チーム7/16~18の3日間090-9200-212*
080-5197-626*
03-3756-626*-
7/12
更新
政府公認オフサイトセンター主導動物救助チーム7/16~17の2日間0422-59-009*
090-2404-176*
0422-59-021*RESCU*@eien-friend.com
7/13
更新
福島県警戒区域内動物救助獣医師チーム 0422-59-009* 削除
7/15
削除
全削除




まず、この部分に注目です。

福島県警戒区域内動物救助獣医師チーム VAFFAの正式名称。
7/16~17の2日間 実際の活動日程。
090-9200-212* 03-3756-626* VAFFAの「主たる所在地」にあるクリニックの電話・FAX。


今ふりかえると。
チーム名も、日程も、連絡先も。
富岡町のアナウンスは、最初からすべてが不正確だったことになります。

チーム名称。単なるミスかもしれませんが、「獣医師」の3文字が欠落。
日程。あとから変わったのかもしれませんが、最終的には1日相違。

そして、連絡先とされていた、東京の個人クリニック。
090-9200-212* 03-3756-626*
ここも、救出依頼の窓口になるはずじゃなかったようです。

VAFFA の財務・会計担当は、ここの獣医師さんです。
また、ここの住所が、VAFFA の「主たる事務所」ということになっています。
だから、VAFFAから各自治体に情報を提供する際、記されたことはあるかもしれませんが。。。

実際、獣医師ひとりだけで、診療のかたわら対応できるはずもなく。
7/11には、ここの獣医師さんや、実際に電話をかけた人から次のようなツイートやブログが発信され、富岡町側のミスだとされています。


そもそも、公開当初から。
こんな大事なことが、どうして VAFFA の HP では掲載されていないのか。
警戒区域 9市町村のうち、なぜ富岡町だけが、アナウンスしているのか。
釈然としない点が多々ありました。

もともとはVAFFA が各自治体に流した情報でしょうけど、富岡町だけで突然変異?


昔、仕事で、「これでいいかチェックしといて♪」と渡しただけの素案がコピーされて会議で配布されてビックリした経験があるんですが、似たような感じ・・・でしょうか?

でも、ここまでは、たいしたことじゃないんです。
12日以降の問題に比べれば。。。




12日に、連絡先がすべて入れ替わります。

0422-59-009* 0422-59-021* 「ROSSAM株式会社」とその関連会社の電話・FAX。
090-2404-176* 「福島原発動物本気で救う会」の電話。
RESCU*@eien-friend.com 不明。(「福島原発動物本気で救う会」の可能性高)

「福島原発動物本気で救う会」の代表が、「ROSSAM株式会社」の社長です。



つまり、連絡先として掲載されていた電話&FAX は。
11日までは、VAFFAの事務所。
12日以降は、「福島原発動物本気で救う会」でした。

また、メールアドレスについても、「eien-friend.com 動物」で検索すると、「福島原発動物本気で救う会」が eien-friend.com のサーバーに色々とデータを置いていることが確認できます。
この団体のメールアドレスである可能性が高いと思います。


民間ボランティアとの連携という話もありましたから、この団体が窓口役になったのでしょうか?
このブログのコメント欄を読むと、実際に電話をかけて、そういう印象を持った方もいらっしゃるようです。


しかし、VAFFA の獣医師さんが、15日に(すでに富岡町HPから削除されていたけど)「当団体ではありません」と断言。

決行当日、「福島原発動物本気で救う会」は、VAFFA とは別行動と明記。


ん・・・・・
救出してくれるなら、どの団体だっていいんだけど。

何らかの理由で、富岡町HPに「福島原発動物本気で救う会」の連絡先が掲載され、それを見て電話してきた人に対して間違いを訂正することなく、レスキューに必要な情報を聞き出した、ということになると。

う~ん。

偽のウェブサイトに誘導して個人情報やID・パスワードを入力させる「フィッシング詐欺」というのがありますが。
なんか、似ていて、イヤですねぇ。

メールだって。
住所も名前も電話もメールアドレスも全部書いたものを、意図しない宛先に送信していたとしたら。
ちょっと、キモチワルイ、ですねぇ。




グーグル検索で調べられるのは、ここまで。

富岡町のHP、どうしてこんな掲載をしたのでしょうか。
「福島原発動物本気で救う会」に依頼されたワンコニャンコは、救出されたんでしょうか。







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最終更新日  2011年07月23日 10時17分49秒
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