カテゴリ:東日本大震災
先週の記事で、「政府公認オフサイトセンター主導動物救助チーム」の名称が一日にして消えたことを書きましたが。。。 実は名称だけでなく、日程も連絡先も、何回も更新されていたんですよね。 今またちょっと問題になってるみたい・・・なので、わかる限りのことを出しておきます。 まず、最初はコレ。 これは、Googleリーダーにログが残っていました。 そして、変遷の様子。 毎日記録をとっていたわけじゃないので、わかる範囲だけですが。。。
15日の削除は、突然でした。 申込締切の最終日だというのに、朝から消えていました。 すでに満杯で断られたという情報もあったので、そのせいかと思いましたが、それにしても異様な感じがしました。 今にして思えば・・・ では、色をつけて解説してみます。 VAFFAの正式名称。 実際の活動日程。 VAFFAの「主たる所在地」にあるクリニックの電話・FAX。 「ROSSAM株式会社」とその関連会社の電話・FAX。 「福島原発動物本気で救う会」の電話。 不明。(「福島原発動物本気で救う会」の可能性高)
まず、この部分に注目です。 福島県警戒区域内動物救助獣医師チーム VAFFAの正式名称。 7/16~17の2日間 実際の活動日程。 090-9200-212* 03-3756-626* VAFFAの「主たる所在地」にあるクリニックの電話・FAX。 今ふりかえると。 チーム名も、日程も、連絡先も。 富岡町のアナウンスは、最初からすべてが不正確だったことになります。 チーム名称。単なるミスかもしれませんが、「獣医師」の3文字が欠落。 日程。あとから変わったのかもしれませんが、最終的には1日相違。 そして、連絡先とされていた、東京の個人クリニック。 090-9200-212* 03-3756-626* ここも、救出依頼の窓口になるはずじゃなかったようです。 VAFFA の財務・会計担当は、ここの獣医師さんです。 また、ここの住所が、VAFFA の「主たる事務所」ということになっています。 だから、VAFFAから各自治体に情報を提供する際、記されたことはあるかもしれませんが。。。
実際、獣医師ひとりだけで、診療のかたわら対応できるはずもなく。 7/11には、ここの獣医師さんや、実際に電話をかけた人から次のようなツイートやブログが発信され、富岡町側のミスだとされています。
そもそも、公開当初から。 こんな大事なことが、どうして VAFFA の HP では掲載されていないのか。 警戒区域 9市町村のうち、なぜ富岡町だけが、アナウンスしているのか。 釈然としない点が多々ありました。 もともとはVAFFA が各自治体に流した情報でしょうけど、富岡町だけで突然変異? 昔、仕事で、「これでいいかチェックしといて♪」と渡しただけの素案がコピーされて会議で配布されてビックリした経験があるんですが、似たような感じ・・・でしょうか? でも、ここまでは、たいしたことじゃないんです。 12日以降の問題に比べれば。。。 12日に、連絡先がすべて入れ替わります。 0422-59-009* 0422-59-021* 「ROSSAM株式会社」とその関連会社の電話・FAX。 090-2404-176* 「福島原発動物本気で救う会」の電話。 RESCU*@eien-friend.com 不明。(「福島原発動物本気で救う会」の可能性高) 「福島原発動物本気で救う会」の代表が、「ROSSAM株式会社」の社長です。
つまり、連絡先として掲載されていた電話&FAX は。 11日までは、VAFFAの事務所。 12日以降は、「福島原発動物本気で救う会」でした。 また、メールアドレスについても、「eien-friend.com 動物」で検索すると、「福島原発動物本気で救う会」が eien-friend.com のサーバーに色々とデータを置いていることが確認できます。 この団体のメールアドレスである可能性が高いと思います。 民間ボランティアとの連携という話もありましたから、この団体が窓口役になったのでしょうか? このブログのコメント欄を読むと、実際に電話をかけて、そういう印象を持った方もいらっしゃるようです。
しかし、VAFFA の獣医師さんが、15日に(すでに富岡町HPから削除されていたけど)「当団体ではありません」と断言。
決行当日、「福島原発動物本気で救う会」は、VAFFA とは別行動と明記。
ん・・・・・ 救出してくれるなら、どの団体だっていいんだけど。 何らかの理由で、富岡町HPに「福島原発動物本気で救う会」の連絡先が掲載され、それを見て電話してきた人に対して間違いを訂正することなく、レスキューに必要な情報を聞き出した、ということになると。 う~ん。 偽のウェブサイトに誘導して個人情報やID・パスワードを入力させる「フィッシング詐欺」というのがありますが。 なんか、似ていて、イヤですねぇ。 メールだって。 住所も名前も電話もメールアドレスも全部書いたものを、意図しない宛先に送信していたとしたら。 ちょっと、キモチワルイ、ですねぇ。 グーグル検索で調べられるのは、ここまで。 富岡町のHP、どうしてこんな掲載をしたのでしょうか。 「福島原発動物本気で救う会」に依頼されたワンコニャンコは、救出されたんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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