テーマ:放射線測定機(3)
カテゴリ:猫に優しい☆ショッピング
放射線測定器が欲しくてたまらないパパ。 安くなるまで待て!と引きとめてたんだけど、「これ買いたい!」と機種指定してきた。 それでは、この機種を選んだ理由を書いてメールせよ! それをブログに転載して、アフィリ報酬を得られたら、買ってあげよう! というわけで、パパの作文 です。
表面検査が出来て5万円ならお買い得だろう。 とはいえ、心しておかなければならない事もある。 測定はβ線、γ線、X線をセシウム137 として換算表示 (他核種によるエネルギー補償は無い) なので、 今後残留汚染の主力になるセシウム137 以外では測定誤差が生じると考えられる。 また、線量表示は1秒毎になっているため、 10秒毎に表示を更新するものに比べ数値が流れて読み取りづらい。 押している間表示を変えないホールドボタンが有れば良かったのにと思う。 逆に、移動しながらホットスポットを見つけるには有利となる。 反応が早ければ、線量の高いところに近づかない警報装置としても適している。 除染活動には最適の特性と言えるだろう。 GM管なので 1μSv以下での感度は鈍くなってしまう。これはいたしかたない。 一年に 1mSv以下で生活できるかどうかを見極めるには 0.1μSv/h あたりでも正確である必要がある、 このような低線量測定用には 測定時間が掛かってもシンチレーションタイプの線量計を使うべきだろう。 特に、食品や土壌の表面を測定すると 自然界でも多く存在するカリウム40やラドンによる大きな誤差が出るので 数値が出ても福島原発由来の汚染とは限らない。 また JG22N に重量は測れるわけはないので、 Bq/Kg は表面汚染を 5cm厚の土壌の比重で換算すると思われるので 食品に対して精度のある数値とは言えないだろう。 また、カタログスペックにベクレルの測定限界値は記載されていない。 カタログの図によると暫定基準値の 500Bq/Kg くらいは計れるらしい。 食品や土壌汚染が専門のベクレルモニターは最低でも10倍の価格だし、 測定限界値 50ベクレルを測るのに数十分掛かる。 より精度良く素早く測るとなると数百万という価格になってしまう。 厚生労働省の事故前の非常時被ばく線量値1ミリシーベルトというのは、 年間自然放射能の国際的な平均値 2.4ミリシーベルトに 1ミリシーベルトを上乗せするということだ。 日本地質学界による「日本の自然放射線量マップ」にてオレンジや赤に塗られた地域では 環境放射線量が 0.1μSv/h を超えていても不思議は無い。 文部科学省による航空機モニタリングマップ は 地質学界の日本の自然放射線量マップと傾向が一致しているとは言えないので、 文部科学省のマップは自然放射能にフィルター掛けしてあるものと思われる。 ※ なお、デザイン・液晶表示などは、こちらと相似 ※ 機能上の比較機種 さて、パパはこの JG22N をゲットできるでしょうか・・・・?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月29日 21時37分26秒
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