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猫と財布に優しい生活

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2011年12月15日
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カテゴリ:ひとりごと

1階のゴミを片づけながら、ときどき2階に上がって、チイくんの様子を確かめる。
「ニャー♪」と寄ってくるときもあるし、ほっといてくれと無言で意思表示するときもある。
1粒も食べずに、よく生きているものだと思う。

あの警戒区域には、こんなふうにお水だけで生きていた子がずいぶんいたことだろう。
ボラさんが撒いたフードがあっても、チイくんのように食べられなくなった子だっていたに違いない。


昨日は下痢していたチイくんだけど、新しい汚れは見当たらなかった。
治まったなら、よかった。


夜の9時、帰りの挨拶をしにベランダへ行った。
12月の冷たい風が身体に凍みる。

コンクリートの床に寝そべっているチイくん。
長い毛が、風になびいている。

チイくん、寒くないのかい?
チイくん、また明日くるからね。


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最終更新日  2011年12月15日 23時20分28秒
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