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猫と財布に優しい生活

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2011年12月16日
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カテゴリ:ひとりごと

あられが降ったと思ったらすぐに陽が射し、そしてまたあられ。
それからまた晴れて、ものすごいみぞれになって、また陽が射して、またみぞれ。

ネコの目のような天気をくぐりぬけてチイくん家の玄関を開けると、ベランダから「ニャー♪ ニャー♪」と呼ぶ声がした。
チイくんの背中をゆっくり撫でる。

みぞれが降るような日だから、当然寒い。
100回撫でたら 1階に降りようと思ったけど、チイくんが気持ちよさそうにしたまま動かないので、がんばってもう 100回撫でた。
撫でているところの毛が、スベスベになっていく。

子猫のころのチイくんは、素晴らしい毛だった。
この世のものとは思えない、夢のような手触りだった。
成長につれてパサパサになって残念だったけど、安フードが悪かったらしい。
プレミアムフードに替えたら、子ども時代と同じとはいわないが、ずいぶんスベスベに戻った。

この15年間、きみの背中を撫でるたびに、幸せに包まれたよ。


人がいる間だけでも暖かい場所にと思って、抱いて階下に降ろした。
すると、バスルームの冷たいタイルの上でしゃがみこんだ。
立ち上がったと思うと階段に直行。
チイくん、こんな日でもベランダがいいのか・・・と抱き上げて階段を上る。


うすうすわかっていたけど今日はっきり確認したこと。
チイくん、水が飲みたくても、飲めない。

1週間前から、しゃがみこまないと水が飲めない様子なんだけど。
何回も座りなおして、身体の位置を修正して、いざ水に口をつけようとすると、そこでやめてしまう。

それでも、1週間前は、苦労しながら飲んでいた。
水を飲んでいるところを、何回も目にした。
でも今日のチイくんは、何回もトライしているのに、水面を1回揺らすぐらいしか水に近づけなかった。

チイくん、舌が使えなくなったのかもしれない。
先週泊まりこんで添い寝したときは、私の手を舐めたりしてくれたけど。
今は、私の手も、自分の身体も、全く舐めようとしない。

舐めないだけじゃなく、あまり口をあけない。
息切れしても、口をあけずに鼻だけで呼吸する。
あくびをしているところも、この1週間は見ていない。
口元を触られるのも嫌がる。


ときどき床が濡れていることがあるので何だろう?と思っていたけど、その正体もわかった。
ヨダレだ。
大きなアブクが口元に付いていたときもある。
拭いてやりたいけど、口を触るなと言う。


動物病院では「感染症」としか言われなかった。
今日、「口」をヒントに検索したら、わかった。
カリシウィルス。まさにコレだ。


若い頃は外を闊歩していたけど、最近はベランダで満足していたチイくん。
ウィルスが風に乗って、2階のベランダまで飛んできたのなら。
まさしく猫の神様からのプレゼントだ。

チイくん、トイレプランターの上でまたスフィンクス座りをしたと思ったら、カッカッカッと音をたてて吐きそうになった。
でも、何も吐かなかった。


チイくんが早く眠れますように。
眠っている間に、苦しいのをやりすごせますように。
苦しみが長く続きませんように。


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最終更新日  2011年12月16日 23時12分32秒
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