帰らない飼い主を待つということ (&お知らせ)
このブログに時々登場しているチイくん@15歳。飼い主@独居老人が脳梗塞で、入院しちゃった。ひとり残ったチイくんの様子を見に行ったら、なんだか食欲不振の様子。次の日になっても全然食べない。「食欲がないときに」のその1とその2を試してもダメ。呼吸もおかしいので病院に連れて行ったら、インターフェロンをブスッ!「6時間経ったら元気になります。明日はゴハンが食べられます」しかし重度の肝硬変で、そう長くはないとほのめかされた。心配なのでその晩は泊まりこみ。実はこの家はパパの実家なのですよ。 を保護する前は、このチイくんのことを「うちの子」と読んでいたのですよ。添い寝しながら、警戒区域に残された猫たちのことを考えた。ある日突然、飼い主が帰ってこない。ゴハンが食べられない。事情は違うけど、こういう夜を過ごしたニャンコが、何百匹いたことだろう。チイくん、6時間経ったら元気になるといわれたけど、元気にならない。ゴハンも完全拒否したまま。でもね、もし最悪の事態が起きたとしても、チイくん、きみは幸せなニャンコだよ。そして、生まれてはじめてママに無断外泊された 。「ママがいにゃい~~~」と夜中に大騒ぎして、パパを起こしたそうな。でもゴハンは完食。ク~ニャン、きみもホントに幸せなニャンコだよ。+ + + + +こういう事情で、自宅に居られる時間が少なくなりそうです。原発周辺のレスキューがまだ終わっていない段階で心残りですが、下のバナーで続けてきた 被災ペット最新情報 を、突然ですが終了させていただきます。みんなが、飼い主さんに再会できますように。ゴハンが食べられますように。