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やっぱ見応えあります。
わたしはウリヤーナ・ロパートキナの瀕死の白鳥、マルセロ・ゴメスのパガニーニ、ポリーナ・セミオノワのオネーギンが、特に気に入りました! プログラムと簡単な感想など 第1部 15:00~15:45 「スターズ・アンド・ストライプス」 振付:ジョージ・バランシン/音楽:ジョン・フィリップ・スーザ ヤーナ・サレンコ ダニール・シムキン シムキンがとにかく楽しく明るく、空気を作ってくれました。ヤーナ・サレンコも本当に軽やかで気分ノッてきます! 「モペイ」 振付:マルコ・ゲッケ/音楽:C.P.E. バッハ フリーデマン・フォーゲル バロックに、ヒップホップのようなダンス。やわらかな動きが音楽と踊りのミスマッチを感じさせず、楽しかった。 「幻想~『白鳥の湖』のように」より第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン エレーヌ・ブシェは大変優雅になんなく踊ってますが、リフトとか技術的にかなりハイな振り付けですね!そう言ったことを感じさせないのはすごいです。 「ドリーブ組曲」 振付:ジョゼ・マルティネス/音楽:レオ・ドリーブ 上野水香 マシュー・ゴールディング 上野水香は大人の女を、マシュー・ゴールディングは力強さを感じました。 第2部 16:00~16:45 「扉は必ず...」 振付:イリ・キリアン/音楽:ダーク・ハウブリッヒ(クープランの「プレリュード」に基づく) オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ スローモーションのような振付け!溜められるのがすごいです。 扉は心の疎通を表現してんだなぁと感じました。花束投げ合ったり仲違いだったのが、一応は落ち着いて・・今後どうなんのか想像させながら余韻を引いて終わりました。 やっぱ、オレリー・デュポンとマニュエル・ルグリはすばらしいです。 「海賊」 振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ ポリーナ・セミオノワ イーゴリ・ゼレンスキ ポリーナ・セミオノワはやっぱ美しい。ゼレンスキーのアリは貫禄。 「セレナータ」 振付:マウロ・ビゴンゼッティ/音楽:アメリゴ・シエルヴォ ナターリヤ・オシポワ イワン・ワシーリエフ 放り投げるような激しいアクロバティックなリフトの連続はビックリ。でもそんな諍いも最後は落ち着いてめでたしめでたし。ああよかった!と感じました。 「瀕死の白鳥」 振付:ミハイル・フォーキン/音楽:カミーユ・サン=サーンス ウリヤーナ・ロパートキナ チェロ:遠藤真理、ハープ:田中資子 至芸の一言につきます。本当にすばらしかった! 唯一3回カーテンコールです、拍手鳴り止まず! 第3部 17:00~17:55 「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジョン・クランコ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメーカー ケネス・マクミランよりはシンプルな感じですが、ロミオは大胆でカッコいい。ロマンティックでした。 「ジュエルズ」より"ダイヤモンド" 振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス ルテステュがとにかくきれいだった。 「ディスタント・クライズ」 振付:エドワード・リャン/音楽:トマゾ・アルビノーニ スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・メルクーリエフ 公演で一回必ず記憶が飛ぶトコがあるのですが・・次のパガニーニの印象強すぎて、全く記憶なし(笑) 「パガニーニ」 振付:マルセロ・ゴメス/音楽:ニコロ・パガニーニ マルセロ・ゴメス ヴァイオリン:チャールズ・ヤン ヴァイオリンソロが奏でるパガニーニのヴァリエーション。それに合わせて、楽しそうにパフォーマンスするゴメス。もう最高です!わたしは一番楽しめました。 「ラ・シルフィード」第2幕より 振付:ヨハン・コボー オーギュスト・ブルノンヴィルに基づく/音楽:ヘルマン・S.レーヴェンスヨルド タマラ・ロホ スティーヴン・マックレー タマラ・ロホがもうかわいらしい。先週の大人の薫りのキトリとまるきり別人。 そしてスティーヴン・マックレーの技術がまたすごいです! 第4部 18:10~19:10 「ブレルとバルバラ」 振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラ エリザベット・ロス ジル・ロマン シャンソンにのせて、素直な愛の表現です。それにしちも、ジル・ロマンって日本で人気高いですね、拍手が違いました。 「明るい小川」よりパ・ド・ドゥ 振付:アレクセイ・ラトマンスキー/音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー 若い二人の楽しい恋のやりとりに、こちらの気持ちも明るくなります! 「カンタータ」 (世界初演) 振付:ナチョ・ドゥアト/音楽:ヨハン・セパスティアン・バッハ ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ ディアナ・ヴィシニョーワは、スタイルも容姿もダンスも本当に美しいです。 黒の地味な衣裳で、厳かな中にかぇってヴィシニョーワの美しさが映えます。 「オネーギン」より第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジョン・クランコ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル フリーデマン・フォーゲルはモペイとイメージ違っても、やわらかさはかわりません。 でもなにより、ポリーナ・セミオノワの美しさと慈愛です。やさしさもあふれます。 「ドン・キホーテ」 振付:マリウス・プティパ/音楽:レオン・ミンクス オレシア・ノヴィコワ レオニード・サラファーノフ レオニード・サラファーノフ、期待どおり弾けるバジルです。ジャンプも回転も十分満足。オレシア・ノヴィコワも地味だけど安定していてよかったです。 指揮:ポール・コネリー 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 2012(平成24)年8月5日 東京文化会館大ホールにて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年08月05日 22時30分18秒
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